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『頭金なしで、税金も保険も込みの月額でプリウスに乗れたら楽なのに』。そう考えてリースやKINTOを調べている方も多いはずです。
結論から言うと、KINTOのプリウスは公式のグレードデータで月額22,770円から(KINTO専用のU・2WD)です。ただ、この月額は「年2回のボーナス月に165,000円を足す」条件での数字なので、7年間の合計で見るのがおすすめです。
KINTOの月額と総額、一般のカーリースとの違い、購入と比べた時の向き不向きを見ていきます。
プリウスのKINTOは月額いくら?
KINTOはトヨタのサブスクで、車を買うのではなく、決まった期間「借りて使う」サービスです。月額には、車の代金のほかに税金や保険、メンテナンスの費用が含まれています。
公式のグレードデータに出ている月額は、次の条件での数字です。
初期費用フリープラン・契約期間7年・ボーナス加算あり(165,000円×14回)の条件での月額です。ボーナス加算なしを選ぶと月額は上がります。月額は時期によって見直されることがあります。
| グレード | パワートレイン | 月額(上記条件) |
|---|---|---|
| U(KINTO専用) | 1.8L HEV・2WD | 22,770円〜 |
| Z | 2.0L PHEV | 52,910円〜 |
月額の差は約3万円あります。Uはいちばん手が届きやすく、PHEVのZはいちばん高い位置です。
そのほかのグレードの月額は、KINTOの公式サイトで条件を選んで確かめてみてください。
KINTOの月額は、年2回のボーナス加算を入れた数字です。月額だけで比べず、「月額×84回+ボーナス加算×14回」の7年間の合計で見ると、購入やローンと比べやすくなります。
7年間の支払い合計を計算してみる
月額とボーナス加算を合わせると、7年間でいくら払うのかを計算してみます。
| グレード | 月額×84回 | ボーナス加算×14回 | 7年間の合計 |
|---|---|---|---|
| U(1.8L HEV・2WD) | 1,912,680円 | 2,310,000円 | 4,222,680円 |
| Z(2.0L PHEV) | 4,444,440円 | 2,310,000円 | 6,754,440円 |
Uの場合、ボーナス加算の合計が月額の合計より大きいんです。『月2万円台なら』と思っていた方は、少し驚くかもしれませんね。
この合計には、7年分の自動車税・任意保険・メンテナンスの費用が含まれています。購入と比べる時は、この点を忘れずに足しておきましょう。

KINTOの月額に含まれるもの
KINTOの月額に何が入っているかを、購入した場合と並べてみます。
| 費用 | KINTO | 購入(ローン含む) |
|---|---|---|
| 車両代 | 月額に含む | 自分で払う |
| 登録時の諸費用 | 月額に含む | 自分で払う |
| 自動車税(種別割) | 月額に含む | 自分で払う(年36,000円) |
| 任意保険 | 月額に含む | 自分で入る |
| 車検・定期メンテナンス | 月額に含む | 自分で払う |
| 燃料代・電気代 | 自分で払う | 自分で払う |
| 駐車場代 | 自分で払う | 自分で払う |
いちばん大きいのは、任意保険が含まれている点です。若い方や、初めて車を持つ方は保険料が高くなりやすいので、ここが効いてきます。
逆に、長く無事故で保険の等級が上がっている方は、自分で入ったほうが安いこともあります。保険料の目安はプリウスの任意保険料の目安と下げ方で見てみてください。
Uグレードは何が違う?
UはKINTOでしか選べないプリウスのグレードです。1.8Lのハイブリッドで、2WDとE-Fourがあります。
いちばんの特徴は、乗っている間にソフトウェアの更新や後付けの装備で機能を足せる「アップグレードレディ設計」です。2023年6月22日から、U向けのアップグレードのサービスが始まっています。
| 項目 | U | G(2.0L HEV) |
|---|---|---|
| エンジン | 1.8L | 2.0L |
| WLTC燃費(2WD) | 32.6km/L | 28.4km/L(19インチ) |
| タイヤ | 195/60R17 | 195/50R19 |
| ディスプレイオーディオ | 8インチ | 8インチ |
| 買えるか | KINTO専用 | 販売店で購入できる |
Uは燃費がいい1.8Lで、タイヤも17インチです。『見た目より実用を取りたい』という方には合いやすいグレードなんです。
Uの装備の詳しい中身はプリウスの「U」グレードとは?で扱っています。
PHEVをKINTOで乗る時の注意
PHEVのZをKINTOで選ぶ場合、月額に充電の設備や電気代は入っていません。自宅で充電するなら、AC200Vのコンセントを駐車場に用意する工事が別にかかります。
現行のPHEVは普通充電(AC200V)のみで、急速充電とV2Hには対応していません。自宅で充電できない方は、PHEVのよさを生かしにくいんです。
EV走行距離は、19インチ装着車で86km(WLTC)です。毎日の通勤が片道30km前後までなら、充電した電気だけで往復できる計算になります。
ただ、エアコンの使い方や季節で、実際に走れる距離は短くなることがあります。
- KINTOの公式サイトでグレード・色・オプションを選び、月額を確かめる
- プラン(初期費用フリー・解約金フリー)と契約期間を決める
- 申し込みと審査を受ける
- 審査が通ったら契約し、納車の販売店と日程を決める
- 納車後は、点検や車検を指定の販売店で受ける
購入と違って、値引きの交渉や保険の手配がない分、手続きはシンプルです。そのぶん、条件を比べる時間を契約の前に取っておきましょう。
一般のカーリースとの違い
プリウスは、KINTOのほかに一般のカーリース会社でも扱われています。ただ、同じ「月額で乗る」でも中身はかなり違います。
- 任意保険が月額に含まれる
- KINTO専用のUグレードが選べる
- 車検やメンテナンスはトヨタの販売店で受ける
- 任意保険は別に入ることが多い
- 契約満了時に車がもらえるプランがある会社も
- 走行距離の上限や精算の条件は会社ごとに違う
一般のカーリースは、月額が安く見えても任意保険が入っていないことがよくあります。月額を比べる時は、含まれるものをそろえてから比べてみてください。
例えばこんな場面です。
「A社のリースは月額が1万円安いんです」
「任意保険とメンテナンスは含まれていますか?」
含まれるものが違えば、月額の差はすぐに逆転します。
リースで気をつけたいこと
月額で乗る方法には、購入にはない条件があります。契約の前に次の点を確かめておきましょう。
- 途中で解約すると、解約金がかかることがある
- 月あたりの走行距離に上限があり、超えると精算がある
- 車を返す時に、傷や改造で精算がかかることがある
- 自分の車ではないので、カスタムは制限される
『途中で引っ越したら?』『家族が増えたら?』と気になりますよね。
KINTOには、解約金がかからない代わりに申込金を払うプランもあります。転勤や家族の予定がはっきりしない時期は、こちらを選ぶ方もいます。
途中で乗り換える可能性がある方は、プランの違いを見比べてみてください。
プリウスは長距離を走る方が多い車です。通勤や帰省で年間の走行距離が多い方は、上限の条件を先に確かめておくのがおすすめです。
購入・残クレと比べてどう選ぶ?
リース、残クレ、購入のどれが得かは、何年乗るか、何を自分で管理したいかで変わります。
| 乗り方 | 向いている人 | 気をつけること |
|---|---|---|
| KINTO・リース | 税金・保険込みの定額で乗りたい | 途中解約・走行距離の条件 |
| 残クレ | 3〜5年で乗り換えたい | 最後に買い取ると総額が高くなりやすい |
| 通常ローン・現金 | 長く乗りたい・自由に使いたい | 税金・保険・車検は自分で管理 |
- 車の出費を毎月定額にして、家計を分かりやすくしたい
- 任意保険料が高くなりやすい
- 車検やメンテナンスの手配に手間をかけたくない
- 年間の走行距離がそれほど多くない
- カスタムをしない
購入して長く乗る場合は、税金・保険・車検をまとめて払う時期があります。そのぶん、乗り終わった時に車が手元に残り、売ればお金になります。
リースは、乗り終わった時に車は残りません。月々の分かりやすさと、最後に何も残らない点をどう考えるかが分かれ目です。

残クレの損得はプリウスの残クレは損か得かで、ローンの月々はプリウスのローン月々いくら?で詳しく扱っています。
契約が終わった時はどうなる?
KINTOは、契約期間が終わると車を返します。その車を買い取ることはできません。
乗り続けたい場合は、新しい車で契約し直すことになります。『7年乗ったら愛着がわいて手放したくない』という方には、ここが合わないところかもしれませんね。
一般のカーリースには、契約満了時に車がもらえるプランや、残価で買い取れるプランを用意している会社もあります。最後に車を手元に残したい方は、この条件で選ぶ手もあります。
購入を考えるなら値引きも比べる
KINTOは値引きの交渉がない仕組みです。購入なら、値引きの分だけ総額を下げられる可能性があります。
リースと購入で迷っている方は、購入した場合の値引きの目安も見ておくと判断しやすくなります。値引きの相場はプリウスの値引き相場と限界額にまとめてあります。
残クレと比べる時は、同じ期間・同じグレードで、含まれる費用をそろえて比べてみてください。詳しい比べ方は残クレの総支払額の比べ方で見ています。
- トヨタ プリウス 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
プリウスのKINTOは月額いくらですか?
公式のグレードデータでは、KINTO専用のU(2WD)が22,770円から、PHEVのZが52,910円からです。初期費用フリー・7年・ボーナス加算165,000円×14回の条件での数字です。
KINTOの月額には何が含まれますか?
車両代、登録時の諸費用、自動車税、任意保険、車検や定期メンテナンスの費用が含まれます。燃料代・電気代と駐車場代は含まれません。
KINTOでPHEVに乗れますか?
乗れます。PHEVのZは52,910円からです。自宅で充電する場合の設備や電気代は、自分で用意することになります。
KINTOで乗っているプリウスを契約満了後に買い取れますか?
買い取ることはできません。契約が終わったら車を返し、乗り続けたい場合は新しい車で契約し直す形になります。
KINTOのUグレードは購入できますか?
できません。UはKINTO専用のグレードです。販売店で購入できるのはZとG、ビジネス向けのXです。
途中で解約したらどうなりますか?
プランによっては解約金がかかります。解約金がかからない代わりに申込金を払うプランもあるので、乗る期間の見通しに合わせて選んでみてください。
まとめ
- KINTOのプリウスは、U(2WD)22,770円から、PHEVのZ 52,910円から(初期費用フリー・7年・ボーナス加算あり)
- 月額だけでなく「月額×84回+ボーナス加算×14回」の合計で見る
- 月額には税金・任意保険・メンテナンスが含まれる
- 一般のカーリースは含まれるものが違うので、そろえてから比べる
- 途中解約と走行距離の条件は、契約前に確かめておく






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