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毎日のように見かけるプリウス。でも『プリウスってどういう意味?』と聞かれると、答えに詰まる方も多いですよね。
結論から言うと、プリウス(PRIUS)はラテン語で「〜に先立って」「先駆けて」という意味の言葉です。世界で初めての量産ハイブリッド乗用車として、時代に先駆ける車という思いが込められています。
名前の意味と読み方、メーカーのトヨタがこの車で目指したこと、世代ごとの歩みまで見ていきます。
プリウスの名前の意味は?
プリウスの綴りは「PRIUS」です。ラテン語で「〜より前に」「先に」を表す言葉で、トヨタはこれを「先駆け」という意味で名付けたとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | プリウス(PRIUS) |
| 言葉の元 | ラテン語 |
| 意味 | 〜に先立って・先駆けて |
| メーカー | トヨタ自動車 |
| 初代の発売 | 1997年12月 |
初代が発売された1997年は、まだハイブリッドという言葉が一般に知られていない時代でした。そこに「先駆け」という名前を付けたところに、この車の立ち位置が表れているんです。
プリウスは「先駆けて」という意味のラテン語から来た名前です。ガソリンと電気を組み合わせて走る車を、世の中に先駆けて広めるという思いが込められていると言われます。
初代の広告コピーも話題になった
初代プリウスの発売時には、「21世紀に間に合いました。」という広告のコピーが使われました。20世紀の終わりに、次の時代の車を先に出したという意味が込められています。
『名前とコピーがつながっていたんだ』と気づくと、ちょっと面白いですよね。名前の意味を知ってから車を見ると、少し違って見えてくるかもしれません。
英語での読み方と複数形
日本では「プリウス」と読みますが、英語圏では「プリーアス」に近い音で呼ばれることが多いです。綴りは同じ「PRIUS」です。
少し変わった話題として、複数形の話があります。ラテン語から来た言葉なので、「プリウスが2台」を英語でどう言うかが話題になったんです。
2011年、アメリカでトヨタが複数形を決める一般投票の企画を行い、「Prii(プリアイ)」が選ばれたと言われます。日常の英語では「Priuses」と言う人もいて、どちらが正しいというより、話題づくりの色合いが強い話です。
海外でもプリウスは広く売られてきた車です。国によって呼び方の響きは少しずつ違いますが、同じ車を指しています。
アクアやプリウスαとの名前の関係
プリウスの名前は、兄弟のような車にも使われてきました。
| 車名 | どんな車か | 今の状況 |
|---|---|---|
| プリウスα(アルファ) | ワゴン型。7人乗りと5人乗りがあった | 2021年3月末で生産終了 |
| プリウスPHV | 充電できるプリウス(旧名称) | 2023年2月末で販売終了 |
| プリウスPHEV | 5代目のプラグインハイブリッド | 現行(プリウスのグレードの一つ) |
| アクア | 海外では「プリウスc」の名前で売られた | 日本では別の車種 |
5代目からは、充電できるモデルの名前が「PHV」から「PHEV」に変わりました。トヨタ公式でも「PHEVとPHV、HEVとHVはそれぞれ同じものを指しています」と注記されています。

メーカーのトヨタが目指したこと
プリウスを作っているのはトヨタ自動車です。名前に「先駆け」を込めたとおり、プリウスはトヨタのハイブリッド技術の看板として育ってきました。
初代は4ドアのセダンで、ガソリンのエンジンと電気のモーターを組み合わせて走る仕組みを、一般の人が買える車として形にしました。
実は、今のトヨタのハイブリッド車の多くが、プリウスで育った技術の上に成り立っています。アクアやカローラ、ヤリスなどのハイブリッドも、その流れの中にあるんです。
- ハイブリッドの乗用車を量産して一般に広めた
- 2代目で5ドアのハッチバック形状になり、今の形の元を作った
- 4代目でプリウス初の電気式4WD(E-Four)を設定した
- 充電できるモデル(PHV、今はPHEV)を用意した
HEVとPHEV、名前の違いは何?
今のプリウスには、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2種類があります。名前が似ているので、違いが分かりにくいですよね。
- ガソリンで走り、減速の時などに電気をためてモーターも使う
- 外から充電はしない
- 1.8Lと2.0Lがあり、E-Four(4WD)も選べる
- コンセントから充電して、電気だけでも走れる
- EV走行距離は19インチ車で86km(WLTC)
- 2.0Lの2WDのみで、E-Fourは選べない
どちらも「プリウス」の名前の中のグレードとして並んでいます。どちらが合うかの考え方はプリウスはHEVとPHEVどっち?で扱っています。
初代から5代目までの歩み
名前の意味を知ると、世代ごとの変化も見え方が変わってきます。国内での販売期間と型式を並べます。
| 世代 | 型式 | 国内の販売期間 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 初代 | NHW10/NHW11 | 1997年12月〜2003年 | 4ドアセダン |
| 2代目 | NHW20 | 2003年9月〜2011年 | 5ドアになった |
| 3代目(30系) | ZVW30 | 2009年5月〜2015年 | 2010年に新車販売1位(31万5,669台) |
| 4代目(50系) | ZVW50/51/55 | 2015年12月〜2023年1月 | プリウス初のE-Four |
| 5代目(60系) | MXWH60/65・MXWH61・ZVW60/65 | 2023年1月〜(現行) | 2.0Lとプラグインハイブリッド |
5代目は、2023年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。低く伸びやかな形に変わり、見た目の印象が大きく変わった世代です。
『30系と60系って、同じ車とは思えないくらい違う』という声もよく聞きます。名前は同じでも、中身と形は世代ごとに大きく進んでいるんです。
世代ごとの詳しい違いはプリウスの歴代モデル一覧にまとめてあります。

今のプリウスはどんな顔ぶれ?
名前の話から少し進めて、今のプリウス(5代目)のラインアップも見ておきましょう。グレードの名前は、アルファベット1文字で分けられています。
| グレード | パワートレイン | 2WDの価格(’26年7月現在・消費税込) | ひとこと |
|---|---|---|---|
| Z | 2.0L PHEV/2.0L HEV | 4,645,300円/3,998,500円 | 装備がいちばん充実 |
| G | 2.0L PHEV/2.0L HEV | 3,884,100円/3,324,200円 | 一般に買えるいちばん手ごろなグレード |
| U | 1.8L HEV | 3,016,200円(参考価格) | KINTO専用 |
| X | 1.8L HEV | 2,796,200円 | ビジネス向け |
「先駆け」の名前どおり、5代目ではプラグインハイブリッドがプリウスのグレードの一つになりました。ガソリンだけで走るモデルや、電気だけで走るモデルはありません。
グレードの違いはプリウスのグレードの違いを一覧で比較で詳しく見ています。
ロゴ・エンブレムの見方
プリウスのフロントには、トヨタのエンブレムが付いています。車名は、ボディの後ろ側に「PRIUS」の文字で入っているのが一般的です。
ハイブリッド車であることを示すエンブレムは、世代や年式によって付き方が変わってきました。中古車を見る時は、エンブレムだけで世代を判断せず、車検証の型式で確かめておきましょう。
社外品のエンブレムやパーツに付け替えている車もあります。世代やグレードを確かめたい時は、見た目より車検証の型式欄を見るのが確実です。
例えばこんな場面です。
「このプリウス、後ろのエンブレムが新しい型っぽいけど、何年式ですか?」
「車検証を見ると型式がZVW50なので、4代目ですね」
見た目の印象と実際の世代がずれていることもあるので、型式で確かめる習慣を付けておくと安心です。
- 車検証の「型式」の欄を見る
- ZVW30なら3代目(30系)、ZVW50・51・55なら4代目(50系)
- MXWH60・65・61、ZVW60・65なら5代目(60系)
- 「初度登録年月」の欄で、いつ登録された車かを確かめる
型式の頭に付く「DAA-」「6AA-」などの記号は、排出ガスの規制に関わる識別の記号です。世代を見る時は、そのあとに続く部分を見てみてください。
メーカーが公開している情報を調べるには
名前の由来や歴史を詳しく知りたい方は、トヨタの公式サイトや、百科事典サイト(Wikipediaなど)の「トヨタ・プリウス」の項目が手がかりになります。
ただ、百科事典サイトの内容は誰でも編集できるものです。価格や燃費などの数字は、トヨタ公式のカタログや主要諸元表で確かめるようにしておきましょう。
名前の由来とイメージの関係
「先駆け」という名前を持つプリウスは、台数が増えるにつれて、良くも悪くもいろいろなイメージで語られるようになりました。
タクシーや教習車で見かける機会が多いことも、そうしたイメージにつながっています。業務での使われ方はプリウスのタクシー・教習車・覆面パトカー事情で見ています。
「事故が多い」と言われることについては、統計の有無も含めてプリウスは事故が多いと言われるのは本当かで見ています。
実際に乗っている人がどう感じているかはプリウスの口コミ・評判まとめに、新しいプリウスを買う時の値引きの目安はプリウスの値引き相場と限界額にまとめてあります。
よくある質問
プリウスという名前の意味は何ですか?
ラテン語で「〜に先立って」「先駆けて」という意味です。世界で初めての量産ハイブリッド乗用車として、時代に先駆けるという思いが込められているとされています。
プリウスはどこのメーカーの車ですか?
トヨタ自動車の車です。初代は1997年12月に発売され、今は5代目(60系)が売られています。
プリウスは英語でどう読みますか?
綴りはPRIUSで、英語圏では「プリーアス」に近い音で呼ばれることが多いです。
プリウスの複数形は何ですか?
2011年にアメリカでトヨタが行った投票企画で「Prii」が選ばれたと言われます。日常の英語では「Priuses」と言う人もいます。
プリウスのロゴやエンブレムで世代は分かりますか?
ある程度の手がかりにはなりますが、社外品に付け替えている車もあります。世代を確かめたい時は、車検証の型式欄を見るのが確実です。
アクアとプリウスは同じ車ですか?
別の車種です。アクアは海外で「プリウスc」の名前で売られていたことがありますが、日本ではアクアとして独立した車です。
まとめ
- プリウス(PRIUS)はラテン語で「〜に先立って」「先駆けて」という意味
- メーカーはトヨタ自動車。初代は1997年12月に発売された
- 英語では「プリーアス」に近い音で、複数形は「Prii」という話題もある
- 5代目からは充電できるモデルの名前が「PHV」から「PHEV」に変わった
- 世代やグレードは、エンブレムではなく車検証の型式で確かめる






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