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街を走っていると、プリウスを見ない日はないくらいですよね。『どうしてこんなに売れているんだろう』と気になって調べる方も多いはずです。
結論から言うと、プリウスが売れてきたいちばんの理由は、燃費の良さを「普通の人が買える価格の車」で形にしたことです。5代目(60系)ではそこに走りとデザインが加わり、選ばれる理由が広がりました。
販売台数の歩み、人気の理由、イメージの変化、実際に乗っている人の傾向を順番に見ていきます。
プリウスの販売台数はどれくらい?
プリウスが「国民的な車」と呼ばれるようになったのは、3代目(30系)の頃です。3代目は2009年度と2010年に国内の新車販売で1位になり、2010年は1年で31万5,669台が売れました。
| 世代 | 国内の販売期間 | 販売のトピック |
|---|---|---|
| 初代 | 1997年12月〜2003年 | 世界初の量産ハイブリッド乗用車として登場 |
| 2代目(NHW20) | 2003年9月〜2011年 | 5ドアになり、今の形の元ができた |
| 3代目(30系) | 2009年5月〜2015年 | 2009年度・2010年に新車販売1位(2010年は31万5,669台) |
| 4代目(50系) | 2015年12月〜2023年1月 | プリウス初のE-Fourを設定 |
| 5代目(60系) | 2023年1月〜 | 2023年に日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞 |
1年で31万台という数字は、ひと月に2万6,000台ほどが売れていた計算です。これだけの台数が走っているので、今でも街でよく見かけるんです。
プリウスが「どこにでもある車」になったのは、3代目の大ヒットで台数が一気に増えたからです。5代目は形も走りも大きく変わり、「燃費の車」から「選んで乗りたい車」へ見られ方が変わってきています。
累計の販売台数は?
「プリウス 累計販売台数」を調べる方も多いですよね。世界での累計の台数は、トヨタが節目ごとに公式に発表しています。
数字は発表の時点で変わっていくので、最新の値はトヨタの公式発表で確かめてみてください。この記事では、確かめられた国内の数字だけを載せています。
中古でも人気が続く理由
プリウスは、新車だけでなく中古でも人気が続いている車です。台数が多いぶん、年式や走行距離、色の選択肢が多く、予算に合わせて探しやすいからです。
整備の面でも、台数の多さは強みになります。部品が手に入りやすく、ハイブリッドの整備に慣れた工場も多いと言われます。
30系(2009年5月〜)と50系(2015年12月〜)は台数が多く、中古で見かける機会がとても多い世代です。60系は2023年1月からの現行型なので、中古はまだ新しい年式が中心です。
中古の選び方はプリウスの中古車の選び方で扱っています。
歴代モデルの詳しい違いはプリウスの歴代モデル一覧にまとめてあります。
プリウスが人気の理由
では、なぜここまで選ばれてきたのでしょう。今のプリウス(5代目)の数字で、人気の理由を確かめてみます。
| 人気の理由 | 数字で見ると(5代目・トヨタ公式ほか) |
|---|---|
| 燃費がいい | WLTC 1.8L HEV 2WD 32.6km/L/2.0L HEV 2WD 28.4km/L(19インチ) |
| 燃料代が抑えやすい | 使う燃料は全車無鉛レギュラー |
| 税金が高くない | 自動車税(種別割)は1.8L・2.0Lとも年36,000円 |
| 走りに余裕がある | 2.0L HEVのシステム出力196PS(2WD・Wikipedia値) |
| 安全装備が充実 | Toyota Safety Senseやパーキングサポートブレーキが全車に付く |
| 見た目 | 全高1,430mm(2.0L・19インチ)の低い形。2023年日本カー・オブ・ザ・イヤー |
先代までは「燃費がいいから選ぶ」という理由が中心でした。5代目では、そこに「見た目がいいから」「走りが楽しいから」という理由が加わったのが大きな変化です。

燃費の良さが家計にどう効く?
燃費の良さが、どれくらい燃料代の差になるかを考えてみます。例えば年間1万kmを走る場合、WLTC燃費で割ると使う燃料の量が分かります。
| 仕様 | WLTC燃費 | 年1万kmで使う燃料(計算上) |
|---|---|---|
| 1.8L HEV 2WD | 32.6km/L | 約307L |
| 2.0L HEV 2WD(19インチ) | 28.4km/L | 約352L |
| 燃費15km/Lの車(比較の例) | 15.0km/L | 約667L |
燃費15km/Lの車と比べると、2.0L HEVでも年に300L以上少ない計算です。レギュラーの価格を掛けると、1年でどれくらいの差になるかがつかめます。
実際の燃費は、カタログ値より下がることが多いです。季節や走り方での違いはプリウスの実燃費はどれくらい?で見ています。
PHEVが選ばれる理由
5代目では、充電できるPHEVもプリウスのグレードの一つになりました。2024年10月にはPHEVにGが追加され、選びやすくなっています。
PHEVは、19インチ車で86km、17インチ装着時で102km(WLTC)を電気だけで走れます。自宅で充電できる方なら、毎日の通勤や買い物をほとんど電気でまかなえることもあるんです。
ただ、5代目のPHEVは普通充電のみで、急速充電とV2Hには対応していません。選ぶ前に、自宅の駐車場で充電できるかを確かめておきましょう。
5代目でイメージはどう変わった?
プリウスには長い間、「燃費はいいけど地味」「タクシーや営業車の車」というイメージがありました。台数が多く、業務で使われる姿をよく見かけたからです。
5代目は、そのイメージを変えにきた世代です。低く伸びやかな形になり、19インチのタイヤを履き、2.0Lで走りにも余裕が出ました。
- 燃費はいいけど、走りはおとなしい
- タクシーや営業車でよく見る
- 実用重視で、見た目は好みが分かれる
- 2.0Lで加速に余裕が出た
- 低いスポーティな形になった
- 2023年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
『プリウスがかっこいいと思う日が来るとは思わなかった』。5代目が出た時には、そんな声も多く聞かれました。見た目を理由に、初めてプリウスを候補に入れたという方もいるようです。
一方で、ネット上には事故やカスタムの話題と結び付いたイメージもあります。そうした話題の背景はプリウスは事故が多いと言われるのは本当かで、業務で使われる姿はプリウスのタクシー・教習車・覆面パトカー事情で見ています。
実際にプリウスに乗っている人は?
「プリウスに乗ってる人って、どんな人?」と気になる方もいますよね。
特定のタイプの人が乗っている車、というより、とても幅広い人が乗っている車です。
- 通勤や仕事で毎日長い距離を走るので、燃料代を抑えたい
- 家族で乗れて、荷物も積める車を探している
- 初めてのハイブリッド車として、実績のある車を選びたい
- 見た目と走りも楽しみたい(5代目から増えた理由)
- 会社の営業車として使う
年配の方からは、静かで操作が軽いことを理由に選ばれることが多いと言われます。若い方からは、5代目の見た目を理由に選ばれることが増えているようです。
『自分のような使い方の人が乗っているのか』を知りたい時は、口コミを読むのがおすすめです。良い点と気になる点はプリウスの口コミ・評判まとめにまとめてあります。
人気のグレードと色の考え方
人気のグレードや色の順位は、販売店や時期で変わり、公式の数字は出ていません。ここでは、選ばれやすい理由から考え方を見ておきます。
| 選び方 | よく選ばれる理由 |
|---|---|
| HEVのG | 一般に買えるいちばん手ごろなグレード(332万4,200円〜) |
| HEVのZ | 装備が充実。12.3インチ画面・パワーシートなど |
| PHEV | 自宅で充電できる人に。EV走行距離は19インチ86km |
| 白・黒 | 色の好みが分かれにくく、売る時に不利になりにくいと言われる |
白(プラチナホワイトパールマイカ)は33,000円の有料色です。黒は2026年7月の一部改良で、アティチュードブラックマイカからニュートラルブラックに変わっています。
グレードの違いはプリウスのグレードの違いを一覧で比較で、色の一覧はプリウスの色は何色ある?で見ています。

人気の車を買う時に気をつけたいこと
人気の車には、買う側にとっての良い点と、気をつけたい点の両方があります。
- 人気の仕様は納期が長くなることがある
- 値引きが大きく伸びにくいことがある
- 同じ色・同じグレードの車が多く、駐車場で見分けにくい
- 盗難の手口に狙われやすい車種として話題になることもある
逆に、人気がある車は売る時に買い手が見つかりやすく、値段が付きやすいという良さもあります。国内だけでなく、海外でも需要があるとよく言われる車種です。長く乗って売る時まで考えると、人気は味方になるんです。
例えばこんな話もよく聞きます。
「プリウスは人気だから、値引きは期待できないって言われた」
「値引きだけでなく、下取りや売る時の値段まで含めて考えると印象が変わりますよ」
- グレード・パワートレイン・色を決め、納期の目安を販売店に聞く
- 同じ条件で、別の販売店でも見積もりを取る
- 今の車の買取額を調べて、下取りと比べる
- 値引きと下取りを分けて、総額で比べる
- 盗難の対策(純正の装備や後付けの対策)も見積もりに入れておく
値引きの目安と交渉の順番はプリウスの値引き相場と限界額に、盗難の対策はプリウスは盗まれやすい?にまとめてあります。
- 日本自動車販売協会連合会:登録車の新車販売台数
よくある質問
プリウスはなぜこんなに売れたのですか?
燃費の良さを、普通の人が買える価格の車で形にしたことが大きいです。3代目は2009年度・2010年に国内の新車販売1位になり、台数が一気に増えました。
プリウスが一番売れた年は何台でしたか?
3代目(30系)の2010年は、1年で31万5,669台が売れました。ひと月に2万6,000台ほどの計算です。
プリウスの累計販売台数は何台ですか?
世界での累計はトヨタが節目ごとに公式に発表しています。最新の数字はトヨタの公式発表で確かめてみてください。
5代目のプリウスは人気がありますか?
2023年に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、見た目と走りの評価が高い世代です。燃費だけでなく、デザインを理由に選ぶ人も増えています。
プリウスに乗っているのはどんな人ですか?
通勤で長い距離を走る人、家族で乗る人、営業車として使う会社など、とても幅広いです。特定のタイプの人が乗る車というより、多くの人が実用で選んできた車です。
まとめ
- 3代目は2009年度・2010年に国内の新車販売1位。2010年は31万5,669台
- 人気の理由は燃費・レギュラー燃料・年36,000円の自動車税・安全装備
- 5代目は走りとデザインが加わり、「燃費の車」からイメージが変わった
- 乗っている人は幅広く、実用で選ぶ人から見た目で選ぶ人まで増えている
- 人気の車は値引きが伸びにくい一方、売る時に値段が付きやすい






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