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5月に届く自動車税の通知書を見て、『プリウスの税金って、これで合ってる?』と気になったことはありませんか。車検の見積もりで重量税の欄を見て、首をかしげる方も多いですよね。
結論から言うと、現行プリウスの自動車税は1.8L・2.0Lとも年36,000円です。重量税は、HEVとPHEVで区分が1段違います。
年式ごとの税額、13年を超えた時の扱い、2026年に変わった点まで、表で見ていきます。
プリウスの自動車税はいくら?
自動車税(種別割)は、エンジンの排気量で決まります。プリウスは1.8Lが1.797L、2.0Lが1.986Lで、どちらも「1.5L超2.0L以下」の区分です。
| 初度登録の時期 | 1.5L超2.0L以下の年額 | 当てはまるプリウスの例 |
|---|---|---|
| 2019年10月1日以降 | 36,000円 | 5代目(60系)全車、4代目(50系)の後期の一部 |
| 2019年9月30日以前 | 39,500円 | 4代目(50系)の多く、3代目(30系) |
2019年10月の税制改正で、それ以降に新しく登録された車の税額が下がりました。同じ排気量でも、登録した時期で3,500円違うんです。
現行の60系は、1.8L・2.0L、HEV・PHEVを問わず年36,000円です。中古の50系・30系は、2019年9月以前の登録なら年39,500円になります。
『PHEVは電気で走るのに、同じ税金なの?』と思った方もいるかもしれません。自動車税はエンジンの排気量で決まるので、PHEVもHEVと同じ区分になります。
重量税はいくら?HEVとPHEVで区分が違う
自動車重量税は、車両重量で区分が決まります。新車登録の時と、車検のたびに払う税金です。
| パワートレイン | 車両重量(公式諸元) | 重量税の区分 |
|---|---|---|
| 1.8L HEV(U) | 1,360kg(E-Four 1,420kg) | 1.5t以下 |
| 2.0L HEV(G) | 1,400kg(E-Four 1,460kg) | 1.5t以下 |
| 2.0L HEV(Z) | 1,420kg(E-Four 1,480kg) | 1.5t以下 |
| 2.0L PHEV(G・Z) | 1,560〜1,570kg | 1.5t超2.0t以下 |
HEVは、どのグレードでも1.5t以下に収まります。PHEVだけが大きな電池のぶん重く、1段上の区分になります。
1.8LのXは主要諸元表に載っていないため、車両重量は車検証で確かめてみてください。

車検(自家用乗用車・2年分)で払う重量税の目安は、区分と減税の適用でこう変わります。
| 区分 | エコカーの税率 | 減税なしの税率 |
|---|---|---|
| 1.5t以下(HEV) | 15,000円 | 24,600円 |
| 1.5t超2.0t以下(PHEV) | 20,000円 | 32,800円 |
どちらの税率になるかは、その時点の燃費基準の達成状況で決まります。実際の額は、車検の見積もりの「法定費用」欄で確かめてみてください。
パノラマルーフとソーラー充電システムは、それぞれ約20kg重くなります(公式諸元)。HEVの場合、オプションを付けても1.5t以下に収まる組み合わせがほとんどですが、車検証の車両重量で確かめておくと安心です。
新車で買った年の自動車税はどうなる?
新車を買った年は、登録した翌月から3月までの月割りで自動車税を払います。多くの場合、購入時の諸費用に含まれています。
年36,000円なら、1か月あたり3,000円です。
| 登録した月 | 払う月数 | その年度の自動車税 |
|---|---|---|
| 4月 | 11か月 | 33,000円 |
| 7月 | 8か月 | 24,000円 |
| 10月 | 5か月 | 15,000円 |
| 1月 | 2か月 | 6,000円 |
| 3月 | 0か月 | 0円(翌年5月から年額) |
『3月に登録すると得?』と聞かれることがあります。その年度の分はかかりませんが、翌5月には1年分が届くので、長く乗るならほとんど差はありません。
例えばこんな会話、販売店でよくありますよね。
「諸費用の中に自動車税が入ってるんですけど、これは何ですか?」
「登録した翌月から3月までの分です。来年からは5月に通知書が届きますよ」
見積もりの諸費用の見方はプリウスの見積もりの見方でくわしく見ています。
13年を超えると税金は上がる?
古い車は、登録から13年を超えると自動車税と重量税が割増になる仕組みがあります。ただ、ハイブリッド車には例外があるんです。
ガソリンハイブリッド車は、自動車税の13年超の重課(割増)の対象外とされています。30系プリウスのように年数がたった車でも、税額は年39,500円のままです。
重量税の13年超・18年超の扱いは、ハイブリッド車でも適用される税率で車検時の額が変わります。古い年式の車検では、見積もりの重量税の欄を見て、いくらになっているか確かめておきましょう。
13年を超えたガソリン車(1.5L超2.0L以下)なら、自動車税は年45,400円に上がります。同じ年数でも、ハイブリッドのプリウスは税金の面で有利なんです。
30系の年式の見分け方や中古で選ぶ時の注意は30系プリウスの中古は買いかにまとめています。
2026年に変わった税金は?
プリウスを買う時の税金は、2026年に大きく変わりました。令和8年度(2026年度)税制改正大綱で決まった内容です。
| 税金 | 変わった点 |
|---|---|
| 環境性能割(購入時) | 2026年3月31日で廃止。4月以降の登録にはかからない |
| エコカー減税(重量税) | 基準を見直したうえで2028年4月末まで延長 |
| PHEV・EVの重量税 | 2028年5月から上乗せされる予定と報じられている |
環境性能割は、車を買う時に取得価額に応じてかかっていた税金です。これが無くなったので、2026年4月以降の登録なら購入時の税金は軽くなります。
エコカー減税は続きますが、基準が変わっています。プリウスのどのグレードがどれだけ減税になるかは、見積もりの「重量税」欄で確かめてみてください。
- 自動車税(種別割)の月割りが、登録予定月に合っているか
- 重量税が減税後の額になっているか
- 環境性能割の欄が残っていないか(2026年4月以降の登録)
- 自賠責保険料の期間(新車は37か月が多い)
PHEVの補助金や、PHEVが受けてきた税の優遇はプリウスPHEVの補助金・減税でまとめています。
中古のプリウスを買う時の税金は?
中古で買う場合も、税金の考え方は新車とほぼ同じです。ただ、払い方が少し違います。
自動車税は、4月1日時点の持ち主に1年分がかかります。年度の途中で中古車を買うと、前の持ち主が払った分のうち残りの月数を「未経過相当額」として販売店に払う形が多いんです。
| 中古で買う時の項目 | 考え方 |
|---|---|
| 自動車税 | 残りの月数分を、未経過相当額として支払うことが多い |
| 重量税 | 車検が残っていれば次の車検まで払わない |
| 環境性能割 | 2026年4月以降は中古車でもかからない |
| 自賠責保険 | 車検の残り期間分を引き継ぐ |
『車検残ありの車は税金が得?』と聞かれることもありますよね。車検が残っていれば、次の車検までは重量税と自賠責の出費がありません。
ただ、そのぶん車両価格に反映されていることもあるので、総額で比べてみてください。
中古の選び方や狙い目の年式はプリウスの中古車の選び方でまとめています。登録時期で自動車税が3,500円違う点も、年式選びの小さな材料になりますよ。
税金を含めた年間の負担はいくら?
税金だけを年あたりに並べてみます。自賠責保険も、車検のたびにまとめて払う法定の費用なので一緒に入れておきますね。
| 項目 | HEV(1.5t以下) | PHEV(1.5t超2.0t以下) |
|---|---|---|
| 自動車税(年) | 36,000円 | 36,000円 |
| 重量税(年あたり) | 7,500〜12,300円 | 10,000〜16,400円 |
| 自賠責保険(年あたり) | 約8,800円 | 約8,800円 |
| 合計(年あたり) | 約5.2万〜5.7万円 | 約5.5万〜6.1万円 |
重量税と自賠責は2年分をまとめて払う額を半分にしています。自賠責は2年で約17,650円(契約時期で改定されることがあります)です。
税金は、乗り方で下げることができないお金です。だからこそ、保険や燃料代など下げられるところで調整するのが近道なんです。

税金の払い忘れを防ぐには
自動車税は毎年5月ごろに通知書が届き、多くの都道府県で5月末が納期限です。スマホ決済やクレジットカードで払える自治体も増えています。
『引っ越したら通知書が届かなかった』ということも。住所が変わった時は、車検証の住所変更の手続きも忘れずに進めておきましょう。
- 新しい住所の運輸支局で車検証の住所を変更する
- 管轄が変わる場合は、ナンバープレートの変更も一緒に行う
- 自動車税の通知書の送り先が変わったか、翌年5月に確かめる
- 任意保険の住所も変更しておく
維持費の中で税金はどれくらい?
プリウスの維持費は、駐車場代を除いて年間およそ22万〜43万円が目安です。そのうち税金と自賠責は年5万〜6万円ほどで、全体の2割前後を占めます。
残りは燃料代、保険、車検の整備費、消耗品です。長く乗るなら、駆動用バッテリーの交換費用も頭に入れておきたいところですよね。
維持費の全体はプリウスの維持費は年間いくら?、車検でかかるお金はプリウスの車検費用の目安、電池のことはプリウスの駆動用バッテリーの寿命と交換費用で見てみてください。
新車の総額を抑えたい方は、値引きの進め方もプリウスの値引き相場と限界額で確かめておきましょう。
- 総務省「自動車税・軽自動車税」:税額の区分と仕組み
- 自動車検査登録情報協会:登録車の車検・登録の情報
よくある質問
プリウスの自動車税はいくらですか?
1.8L・2.0Lとも「1.5L超2.0L以下」の区分で、2019年10月以降に登録した自家用車なら年36,000円です。2019年9月以前の登録なら年39,500円です。
プリウスの重量税はいくらですか?
HEVは1.5t以下、PHEVは1.5t超2.0t以下の区分です。車検の2年分で、HEVは15,000〜24,600円、PHEVは20,000〜32,800円が目安で、減税の適用で変わります。
プリウスは13年を超えると自動車税が上がりますか?
ガソリンハイブリッド車は、自動車税の13年超の重課の対象外とされています。重量税は車検時の見積もりで確かめてください。
PHEVは自動車税が安くなりますか?
自動車税の年額はHEVと同じ36,000円です。登録翌年度の自動車税が軽くなる特例の対象になってきましたが、年度で扱いが変わるので確かめてください。
環境性能割はかかりますか?
環境性能割は2026年3月31日で廃止されました。2026年4月以降の登録ならかかりません。
まとめ
- 自動車税は1.8L・2.0Lとも年36,000円(2019年10月以降登録)。それ以前は39,500円
- 重量税はHEVが1.5t以下、PHEVが1.5t超2.0t以下の区分
- ガソリンハイブリッド車は自動車税の13年超の重課の対象外
- 環境性能割は2026年3月31日で廃止
- 税金と自賠責で年あたり約5万〜6万円





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