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『プリウスのタイヤ、替えようと思ったら思ったより高い…』。見積もりを見て驚いた方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、現行プリウス(60系)のZとGは195/50R19という大きめのタイヤで、同じ幅の17インチより値段が上がりやすいです。しかも19インチ車はタイヤチェーンを付けられないので、冬の準備も考えておく必要があります。
サイズ、費用の目安、空気圧、冬の対策を順番に見ていきます。
プリウスのタイヤサイズは?グレード別に確認
まずはサイズです。’26年7月現在のトヨタ公式の装備表で確かめた数字です。
| グレード | タイヤサイズ | ホイール |
|---|---|---|
| Z・G(PHEV) | 195/50R19 | 19×6½Jアルミ(切削光輝+ブラック) |
| Z・G(HEV) | 195/50R19 | 19×6½Jアルミ(切削光輝+ダークグレーメタリック) |
| U(KINTO専用) | 195/60R17 | 17インチアルミ+樹脂フルキャップ |
| X(ビジネス向け) | 195/60R17 | 17インチスチール+樹脂フルキャップ |
一般の販売店で買うZとGは、HEVもPHEVも19インチです。幅は195mmと細めで、そのぶん外径の大きいタイヤになっています。
細くて大きいタイヤは、転がる時の抵抗を減らして燃費を良くするための選び方です。見た目のためだけの19インチではないんです。
Z・Gは195/50R19、U・Xは195/60R17です。自分の車のサイズは、タイヤの側面に書かれた数字か、運転席ドアを開けたところのラベルで確かめられます。
『195/50R19って何の数字?』と思う方もいますよね。
195がタイヤの幅(mm)、50が扁平率(幅に対する高さの割合)、R19がホイールの直径(19インチ)です。
ホイールのインチアップやインチダウンの話はプリウスのホイールサイズとインチアップでくわしく見ています。
タイヤ交換の費用はいくら?
ここがいちばん気になるところですよね。タイヤの値段は銘柄と店で大きく変わるので、傾向と幅でお伝えします。
| サイズ | 4本の交換費用の傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| 195/50R19(Z・G) | 高め。銘柄次第で10万円を超えることも | 扱う銘柄が少なく、1本の単価が上がりやすい |
| 195/60R17(U・X) | 19インチより抑えやすい | 選べる銘柄が多い |
195/50R19は、あまり多くの車種で使われていないサイズです。選べる銘柄が限られるぶん、価格の競争が起きにくいんです。
タイヤ代のほかに、組み替え工賃、バランス調整、廃タイヤの処分料、エアバルブの交換などが加わります。店ごとに比べる時は、この合計で比べてみてください。

例えばこんな会話、タイヤ店でよくありますよね。
「19インチってこんなに高いんですか?」
「このサイズは選べる銘柄が少ないんです。在庫がある銘柄の中で比べてみましょうか」
交換の時期はいつ?寿命の目安
タイヤの交換時期は、溝の深さと年数で判断します。
- 溝の深さが残り少なくなっている(スリップサインが出たら使用不可)
- ひび割れが目立ってきた
- 製造から年数がたっている(5年前後から点検を多めに)
- 片側だけ極端に減っている
- 走っていて振動や異音が出る
スリップサインは、溝が1.6mmになると現れる目印です。これが出たタイヤで走ると整備不良になります。
スタッドレスタイヤには、冬用としての限界を示す「プラットホーム」という目印もあります。新品の溝の半分まで減ると現れるので、冬の前に一度のぞいてみてください。
『溝はあるのに、ひび割れが…』ということもあります。年数がたったタイヤはゴムが硬くなり、雨の日に滑りやすくなるので、溝だけで判断しないようにしましょう。
燃費とタイヤの関係
プリウスは、タイヤのサイズで燃費が変わる車です。2.0L HEV 2WDのWLTC燃費は、19インチで28.4km/L、17インチ装着時で31.7km/Lです。
低燃費タイヤを選んだり、空気圧を保ったりすると、燃費の落ち込みを抑えやすくなります。燃費の見方はプリウスの実燃費はどれくらい?で見ています。
空気圧はどれくらい?確かめ方
空気圧は、運転席のドアを開けたところに貼られたラベルで確かめます。これが自分の車の指定値です。
取扱説明書のメンテナンスデータでは、冷えている時の空気圧として前250kPa・後240kPaが載っています。ただ、タイヤのサイズや仕様で違う場合があるので、自分の車のラベルを見るのが確実です。
- 走る前の、タイヤが冷えている時に測る
- 運転席ドアのラベルで指定の空気圧を確かめる
- ガソリンスタンドやタイヤ店の空気入れで測る
- 指定値に合わせて補充する(入れすぎない)
- 月に1回くらいを目安に確かめる
空気圧は、何もしなくても少しずつ減っていきます。減ったまま走ると、燃費が落ちるうえに、タイヤの片減りにもつながるんです。
季節の変わり目、特に気温が下がる秋から冬は減りやすいので、いつもより気にかけておきましょう。
スタッドレスとチェーンはどうする?
雪の降る地域の方にとって、ここは大事なところですよね。
トヨタ公式の注記では、19インチを付けた車はタイヤとボディのすき間が狭いため、タイヤチェーンを付けられません。17インチの扱いは、取扱説明書と販売店で確かめてください。
19インチ車はタイヤチェーンを装着できません(公式注記)。布製の滑り止めもチェーンの一種として扱われることがあるので、使えるかどうかは取扱説明書と販売店で確かめましょう。雪道を走るなら、スタッドレスタイヤを履くのが前提です。
スタッドレスを用意する時は、2つのやり方があります。
- 19インチより安く用意しやすい
- 扁平率が大きく、段差の衝撃がやわらかい
- 燃費も19インチより良い値になりやすい
- 見た目は夏と変わらない
- タイヤ代は高くなりやすい
- 選べる銘柄がさらに少ない
17インチにする場合は、ホイールがブレーキと当たらないか、ロードインデックス(荷重の指数)が足りるかを確かめる必要があります。タイヤ店で「プリウスの60系で、19インチ車に付けられる17インチのセット」と伝えると話が早いです。
『履き替えの手間が面倒』という方は、タイヤ店の保管サービスを使うのも手です。重いタイヤを家に置かずに済みます。
履き替えの時期は、初雪の予報が出る少し前が目安です。雪が降ってからだとタイヤ店が混み合い、予約が取りにくくなることもありますよ。
雪国で4WDが気になる方は、プリウスの4WD(E-Four)は必要かも参考にしてみてください。E-Fourには2026年7月の改良で、ドライブモードにSNOW EXTRAが加わっています。
タイヤをできるだけ安く替えるには?
『19インチが高いのは分かった。じゃあ、どこで替えるのがいいの?』という方も多いはずです。買い方ごとの特徴を並べてみます。
| 買い方 | 特徴 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| トヨタの販売店 | 純正と同じ銘柄を選びやすく、点検とまとめて頼める | 値段は高めになりやすい |
| タイヤ専門店 | 銘柄の選択肢が多く、在庫の相談がしやすい | 店ごとのセール時期で差が出る |
| カー用品店 | ポイントや会員割引が使える | 19インチは取り寄せになることも |
| ネットで購入して持ち込み | タイヤ代を抑えやすい | 持ち込み工賃が割高な店もある |
どの買い方でも、比べる時は「タイヤ代+工賃+廃タイヤ料」の合計で見ます。タイヤ代だけ安くても、持ち込み工賃で差が縮まることがあるんです。
- 同じ銘柄・同じサイズで比べているか
- 組み替え・バランス・廃タイヤ料が入っているか
- 製造年が新しいタイヤか
- 窒素ガスやコーティングなど、不要なオプションが入っていないか
製造年は、タイヤの側面にある4桁の数字で分かります。前の2桁が週、後ろの2桁が年です。
在庫が古いタイヤは値引きされていることもあるので、年を確かめてから決めましょう。
スペアタイヤは無い?パンクした時は
5代目プリウスには、スペアタイヤがありません。代わりに、パンク応急修理キットが標準で積まれています。
修理キットは、小さな穴をふさいで近くのお店まで走るための道具です。側面の傷や大きな穴には使えません。
- 安全な場所に車を止め、ハザードを点ける
- 穴の場所と大きさを見る(側面の傷は修理キットで直せない)
- 修理キットの使い方を取扱説明書で確かめる
- 直せない時は、ロードサービスや任意保険の付帯サービスに連絡する
修理キットの薬剤には使用期限があります。車検や点検の時に、期限が切れていないか一緒に見てもらいましょう。
遠出の前には、ロードサービスの連絡先をスマホに登録しておくと安心です。任意保険に付いていることも多いので、保険証券で確かめてみてください。
タイヤは維持費の中でどれくらい?
タイヤの交換を3〜4年ごととすると、19インチ車で年あたり約2万〜4万円が目安です。雪国なら、スタッドレスの購入と履き替えの費用が加わります。
プリウスの維持費は、駐車場代を除いて年間およそ22万〜43万円です。19インチ車は、ほかの車よりタイヤの割合が大きくなりやすい点を頭に入れておきましょう。

維持費の全体はプリウスの維持費は年間いくら?、PHEVの購入時の補助金はプリウスPHEVの補助金・減税、長く乗る時の電池のことはプリウスの駆動用バッテリーの寿命と交換費用で見ています。
新車で買う時に17インチを選べるかどうかも、見積もりで聞いてみてください。値引きの進め方はプリウスの値引き相場と限界額にまとめています。
- JAF(日本自動車連盟):バッテリー上がりなどのロードサービス
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
プリウスのタイヤサイズは何ですか?
現行(60系)のZ・Gは195/50R19、U・Xは195/60R17です。HEVもPHEVもZ・Gは19インチです。
プリウスのタイヤ交換の費用はいくらですか?
195/50R19は選べる銘柄が少なく、銘柄次第で4本10万円を超えることもあります。工賃や廃タイヤ処分料を含めた総額で比べてください。
プリウスにタイヤチェーンは付けられますか?
19インチ装着車は、タイヤとボディのすき間が狭いためタイヤチェーンを装着できません(トヨタ公式の注記)。冬はスタッドレスタイヤが前提です。
プリウスにスペアタイヤはありますか?
ありません。パンク応急修理キットが標準で積まれています。側面の傷や大きな穴は直せないので、ロードサービスを使います。
プリウスの空気圧はいくつですか?
運転席ドアを開けたところのラベルで確かめます。取扱説明書には前250kPa・後240kPa(冷えている時)の記載がありますが、仕様で違う場合があります。
まとめ
- Z・Gは195/50R19、U・Xは195/60R17
- 19インチは選べる銘柄が少なく、交換費用が上がりやすい
- 空気圧は運転席ドアのラベルで確かめ、月1回くらい点検する
- 19インチ車はタイヤチェーン装着不可。冬はスタッドレスが前提
- スペアタイヤは無く、パンク応急修理キットが標準





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