当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
エアコンをつけたら、なんとなくほこりっぽいにおいがする。ワイパーを動かしたら、ガラスにすじが残る。
『これって自分で直せる?』と思ったことはありませんか。
結論から言うと、エアコンフィルターとワイパーゴムの交換は、プリウスでも自分でできる作業です。部品代だけで済むので、お店に頼むより費用を抑えられます。
交換の時期、手順、部品のサイズの確かめ方を順番に見ていきます。
エアコンフィルターはいつ替える?
エアコンフィルターは、車の中に入る空気のほこりや花粉をこし取る部品です。目が詰まると、風が弱くなったり、においが出たりします。
交換の目安としてよく言われるのは「1年ごと、または1万km前後」です。花粉やほこりの多い地域、交通量の多い道をよく走る方は、早めに替えるのがおすすめです。
- エアコンの風が以前より弱い
- 風を出した時にほこりっぽい、カビっぽいにおいがする
- 窓が曇りやすくなった
- 前回の交換から1年以上たっている
- 花粉の季節に車の中でくしゃみが増える
『においはエアコン本体が原因では?』と思う方もいますよね。フィルターを替えても直らない時は、エアコンの内部に原因があることも。
その場合の考え方はプリウスのエアコンが効かない・臭いときの原因で見ています。
エアコンフィルターは1年を目安に替え、においや風の弱さを感じたら早めに見直しましょう。自分で替えれば部品代だけで済みます。
エアコンフィルターの交換手順
多くのトヨタ車と同じく、プリウスのエアコンフィルターは助手席のグローブボックスの奥にあります。工具を使わずに替えられることが多い作業です。
- 取扱説明書の「エアコンフィルター」のページで、場所と外し方を確かめる
- 助手席のグローブボックスの中身を出す
- グローブボックスを外す(両側のストッパーやダンパーを外す)
- 奥にあるフィルターのふたを外し、古いフィルターを引き出す
- 新しいフィルターを、矢印の向き(空気の流れる方向)に合わせて差し込む
- ふたとグローブボックスを元に戻す
いちばん大事なのは、フィルターの向きです。フィルターには「UP」や矢印の表示があるので、外した古いフィルターと同じ向きで入れましょう。
グローブボックスの外し方は、年式で少し違います。無理に引っぱるとツメが折れることがあるので、取扱説明書の図を見ながら進めてみてください。

交換したフィルターの汚れ具合を見てみる
古いフィルターを外したら、表面を見てみてください。葉っぱや虫、黒いほこりがびっしり付いていることも多いんです。
汚れがひどかった時は、次回は少し早めに替えるなど、自分の使い方に合った時期をつかむ手がかりになります。交換した日付を、メンテナンスノートやスマホにメモしておくと忘れません。
フィルターの種類はどう選ぶ?
エアコンフィルターには、純正品と市販品があります。市販品には、ほこりだけでなく花粉や消臭に強いタイプもあります。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 純正品 | 車に合わせた標準の性能 | 迷ったらこれ |
| 市販の高機能タイプ | 花粉・消臭・抗菌などの機能を足したもの | 花粉やにおいが気になる |
| 市販の標準タイプ | 値段を抑えやすい | こまめに替えたい |
買う時は「60系プリウス」「年式」を伝えて、適合する品番を確かめてから選びましょう。世代が違うと形が合わないことがあります。
通販で買う時も、商品ページの適合車種の欄に「プリウス(60系)」とあるかを見ておくと安心です。
ワイパーのサイズは?60系はリアワイパーが無い
次はワイパーです。まずはサイズを確かめましょう。
| 位置 | 60系プリウスの長さ(市販の適合表の目安) |
|---|---|
| 運転席側 | 700mm |
| 助手席側 | 350mm |
| リア | 設定なし |
長さは、ワイパーメーカーや販売店の適合表によく載っている数字です。買う前に、自分の車の年式で適合表を確かめるか、今付いているブレードの長さを測っておくと安心です。
『リアワイパーってどこにあるの?』と探した方もいるかもしれません。5代目プリウスには、リアワイパーがありません。
先代まではあったので、乗り換えた方が驚くポイントなんです。
リアワイパーが無いので、雨の日は後ろの窓に水滴が残りやすくなります。窓用の撥水コーティングを使ったり、バックカメラの映像を合わせて確かめたりすると見やすくなります。Zにはデジタルインナーミラーも標準で付いています。
先代の50系や30系は、年式によってサイズが違います。旧型のワイパーを買う時は、型式と年式で適合表を確かめてください。
ワイパーはいつ替える?交換時期のサイン
ワイパーゴムは、日光や寒さで少しずつ硬くなります。一般的には、ゴムは半年〜1年、ブレードは1〜2年ほどが交換の目安と言われています。
- 拭いた後にすじや拭き残しが出る
- 動かした時にビビビと音がする
- ゴムの端がめくれたり、切れたりしている
- 夜、対向車のライトがにじんで見える
『まだ拭けるから大丈夫』と思っていても、雨の夜や高速道路では見え方が大きく変わります。梅雨の前と、冬の前に一度見ておくと安心です。
冬の雪が多い地域では、雪用のワイパーブレードに替える方もいます。凍りつきにくい形になっているので、寒い朝の視界を確保しやすくなります。
例えば、こんなやりとりはよくありますよね。
「最近、ワイパーを動かすとガラスに線が残るんです」
「ゴムが硬くなっているかもしれません。長さを確かめて替えてみましょうか」
なお、ガラスの油膜が原因ですじが残ることもあります。ゴムを替えても直らない時は、ガラスの油膜取りを試してみてください。
ワイパーゴムとブレードの交換手順
ワイパーの交換には、「ゴムだけ替える」と「ブレードごと替える」の2つがあります。
- 部品代が安い
- 金属の骨組みがしっかりしていれば十分
- ゴムの長さと幅を合わせる必要がある
- 部品代は上がる
- 作業は簡単で失敗が少ない
- 骨組みが傷んでいる時はこちら
ゴムの幅は製品によって違います。ゴムだけ買う時は、長さと一緒に幅(6mmなど)も今のものと合わせてください。
- ボンネットの閉まり具合を確かめ、ワイパーアームを起こす(起こせない時は取扱説明書でサービス位置の出し方を見る)
- アームとブレードのつなぎ目のツメを押しながら、ブレードをずらして外す
- ゴムだけ替える時は、ゴムの端のストッパー側から引き抜いて新しいゴムを通す
- 新しいブレードを「カチッ」と音がするまで差し込む
- アームを静かに戻し、ウォッシャー液を出して拭き取りを確かめる
アームを戻す時に、手を離してバチンと倒すのは避けましょう。ガラスにひびが入ることがあります。
交換が終わったら、ウォッシャー液を出して何回か動かしてみてください。すじが残らず、音も出なければ完了です。外した古いゴムは、自治体のルールに合わせて処分しましょう。
例えばこんな会話、カー用品店でよくありますよね。
「ワイパーのゴムだけ替えたいんですけど、長さが分からなくて」
「車種と年式を教えてください。適合表で確かめますね」
ウォッシャー液とヒューズボックスの場所
ワイパーと一緒に、ウォッシャー液も確かめておきましょう。取扱説明書のメンテナンスデータでは、ウォッシャー液のタンクの容量は4.8Lです。
ウォッシャー液の補充口は、エンジンルームの中にあります。ボンネットの開け方も、最初の1回は取扱説明書で確かめておきましょう。ふたにワイパーと水のマークが描かれているので、それを目印にしてください。
- 冷却水やブレーキ液のタンクと間違えないよう、ふたのマークを確かめる
- 寒い地域では、凍りにくい濃さの製品を選ぶ
- 水道水だけを入れると、冬に凍ったり汚れが落ちにくかったりすることがある
ヒューズボックスは、エンジンルームと室内の両方にあります。電装品が急に使えなくなった時に、ヒューズが切れていないかを確かめる場所です。
場所とヒューズの配置は、取扱説明書の「ヒューズの点検・交換」のページに図で載っています。高電圧の部品には触れないよう、書かれている範囲だけで確かめてください。
自分でやるといくら浮く?
エアコンフィルターもワイパーゴムも、部品代は数千円程度のものが多いです。お店に頼むと、部品代に工賃が加わります。
| 作業 | 自分でやる場合 | お店に頼む場合 |
|---|---|---|
| エアコンフィルター交換 | 部品代のみ | 部品代+工賃 |
| ワイパーゴム交換(前2本) | 部品代のみ | 部品代+工賃 |
| ウォッシャー液補充 | 液代のみ | 点検のついでに無料のことも |
車検の見積もりにフィルターやワイパーが入っていたら、「自分で替えるので外してください」と伝える手もあります。車検費用の見直し方はプリウスの車検費用の目安で見ています。
『作業に自信がない』という方は、オイル交換や点検のついでに頼むと、工賃が抑えられることもありますよ。

消耗品は維持費の中でどれくらい?
エアコンフィルターとワイパーは、年に1回替えても数千円ほどの出費です。プリウスの維持費は駐車場代を除いて年間およそ22万〜43万円なので、ほんの一部ですね。
ただ、こうした小さな部品を自分で替えられると、点検のたびに費用を少しずつ抑えられます。維持費の全体はプリウスの維持費は年間いくら?で見てみてください。
長く乗るなら、駆動用バッテリーのような大きな出費も頭に入れておきたいところです。寿命と費用はプリウスの駆動用バッテリーの寿命と交換費用、PHEVの補助金はプリウスPHEVの補助金・減税にまとめています。
これからプリウスを買う方は、プリウスの値引き相場と限界額も参考にしてみてください。
- JAF(日本自動車連盟):バッテリー上がりなどのロードサービス
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
プリウスのエアコンフィルターはどこにありますか?
助手席のグローブボックスの奥にあります。グローブボックスを外すと、フィルターのふたが見えます。外し方は取扱説明書の図で確かめてください。
エアコンフィルターの交換時期はいつですか?
1年ごと、または1万km前後が目安とよく言われます。花粉やほこりの多い環境では早めに替えるのがおすすめです。
60系プリウスのワイパーのサイズは?
市販の適合表では、運転席側700mm、助手席側350mmが目安です。買う前に自分の車の年式で適合を確かめてください。
プリウスにリアワイパーはありますか?
5代目(60系)にはリアワイパーがありません。先代まではリアワイパーがありました。
ヒューズボックスはどこにありますか?
エンジンルームと室内の両方にあります。場所と配置は取扱説明書の「ヒューズの点検・交換」のページで確かめられます。
まとめ
- エアコンフィルターは助手席グローブボックスの奥。1年を目安に交換
- フィルターは矢印の向きを合わせて入れる
- 60系のワイパーは運転席700mm・助手席350mmが市販適合の目安。リアワイパーは無い
- ワイパーはゴムだけ替えるか、ブレードごと替えるかを選べる
- ウォッシャー液タンクは4.8L。ヒューズボックスは取扱説明書で場所を確かめる





コメント