プリウスの乗り心地と静かさ|気になる揺れ・ロードノイズ

プリウスの乗り心地と静かさを解説する記事のアイキャッチ

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『プリウスの乗り心地って、硬いって聞くけど本当?』と気になっている方は多いですよね。静かなハイブリッドのイメージがある一方で、5代目は見た目がスポーティーになったので、乗り心地が心配になる方もいます。

結論から言うと、5代目(60系)のプリウスは、19インチの大きなタイヤを履くZ・Gでは「しっかりめ」、17インチのUでは「少しやわらかめ」になりやすい車です。静かさは、モーターだけで走る場面ではとても静かで、荒れた路面ではタイヤの音が気になることがあります。

この記事では、トヨタ プリウスの乗り心地と静粛性を、タイヤとパワートレインの違いから見ていきます。

目次

乗り心地を左右するのはタイヤの大きさ

プリウスの乗り心地を考える時、いちばん大きく関わるのがタイヤです。’26年7月現在のトヨタ公式の情報で、グレードごとのタイヤを並べます。

グレードタイヤサイズホイール車両重量(2WD)
Z(PHEV)195/50R1919インチアルミ1,570kg
G(PHEV)195/50R1919インチアルミ1,560kg
Z(2.0L HEV)195/50R1919インチアルミ1,420kg
G(2.0L HEV)195/50R1919インチアルミ1,400kg
U(1.8L HEV・KINTO専用)195/60R1717インチアルミ+樹脂フルキャップ1,360kg
X(1.8L HEV・ビジネス向け)195/60R1717インチスチール+樹脂フルキャップ要確認

タイヤサイズの「50」や「60」は、タイヤの厚み(ゴムの部分の高さ)の割合を表しています。数字が小さいほどタイヤの側面が薄く、路面のでこぼこが車に伝わりやすくなるんです。

先に結論

乗り心地のやわらかさを重視するなら、17インチのタイヤの方が有利になりやすいです。19インチは見た目と走りのしっかり感と引きかえに、細かい段差をコツコツと伝えやすくなります。

タイヤのサイズや交換費用は、プリウスのタイヤサイズと交換費用・スタッドレス でまとめています。

重さの違いも乗り心地に関わる

同じ19インチでも、PHEVとHEVでは車両重量が150〜160kg違います(PHEVのZ 1,570kg、HEVのZ 1,420kg)。

『重い方が乗り心地は良いの?』と気になりますよね。一般的に、車が重いと小さな揺れでは車体が動きにくく、どっしりした感じになりやすいと言われます。ただ、足まわりの味付けにもよるので、PHEVとHEVの両方に試乗して比べてみるのが確実です。

Uは1.8LでKINTO専用

17インチのUは、購入ではなくKINTO(サブスク)専用のグレードです。一般に購入できるZ・Gはどちらも19インチで、17インチのXはビジネス向けのグレードです。Z・Gで17インチを選べるかどうかは、販売店で最新の設定を確かめてみてください。くわしくは プリウスの「U」グレードとは? で見ています。

「硬い」と感じるのはどんな時?

『乗り心地が硬いって、どういう感じ?』と思いますよね。

よく言われるのは、道路のつなぎ目やマンホールを越えた時に、コツンと短い揺れが伝わる感じです。19インチの薄いタイヤは、この細かい揺れを吸収しきれずに伝えやすいんです。

一方で、大きなうねりのある道や高速道路では、揺れがすぐにおさまって落ち着いていると感じる方も多いです。ホイールベースが2,750mmと長く、重心が低いことも、高速での落ち着きにつながっています。

場面感じやすいこと理由
街中の段差・つなぎ目コツコツとした細かい揺れ19インチの薄いタイヤ
荒れた舗装路ゴーッというタイヤの音タイヤと路面の音(ロードノイズ)
高速道路の直線落ち着いていて揺れが少ない長いホイールベースと低い重心
大きなうねり揺れがすぐにおさまる足まわりのしっかり感

乗り心地の感じ方は人によってかなり違います。同じ道を走っても、運転席と後ろの席では揺れ方も変わります。今乗っている車がミニバンや軽自動車の方と、セダンに乗っていた方とでは、同じプリウスでも印象が変わるんです。

例えば、こんな会話はよくあります。

「試乗したら、思っていたより段差がゴツゴツしていて…」

「19インチの車でしたか?17インチのタイヤだと、少しやわらかく感じることもありますよ」

プリウスの19インチと17インチのタイヤの厚みの違いと、乗り心地への影響を示した図解

静粛性はどう?ロードノイズが気になる場面

プリウスの静かさは、走り方によって大きく変わります。モーターだけで走っている時はとても静かで、エンジンの音はほとんど聞こえません。

ただ、エンジンの音が静かなぶん、ほかの音が目立ちやすくなります。特に気になりやすいのが、タイヤが路面を転がる時のロードノイズです。

ロードノイズが大きくなりやすい場面
  • 表面が粗い舗装路や、古いアスファルトの道
  • 雨で濡れた路面
  • スタッドレスタイヤを履いている冬
  • 速度が上がった時の高速道路

『静かな車だと思っていたのに、意外とタイヤの音がする』と感じる方もいるはずです。

プリウスはハッチバックで、荷室と室内がつながっています。後ろのタイヤの音が、荷室を通して室内に伝わりやすい形なんです。

ボディの形の違いは プリウスはセダン?ハッチバック? でくわしく見ています。

風の音は静かな方

プリウスは空気の流れを考えた低い形なので、高速道路でも風を切る音は比較的おさえられています。気になる音の多くは、風よりもタイヤから来ていることが多いです。

高速道路で音が気になった時は、どの方向から聞こえるかを気にしてみてください。足元や後ろから聞こえるなら、タイヤの音の可能性が高いです。

エンジンがかかった時の音

加速する時や、坂道を上る時、電池を充電する時には、エンジンがかかります。静かな状態からエンジンがかかると、その音の差で「うるさい」と感じることがあります。

PHEVは電池が大きく、充電しておけばEV走行で86km(19インチ・WLTC)走れます。毎日の近い距離をエンジンをかけずに走れることが多いので、静かさを重視する方には魅力的な選択肢です。

HEVとPHEVの違いは、プリウスはHEVとPHEVどっち? で価格や電気代もあわせて比べています。

後ろの席の乗り心地

後ろの席は、前の席より揺れを感じやすいと言われます。後ろのタイヤの上に近い位置に座るためです。

『後ろに乗った家族から、揺れると言われた』という声もあります。

後席は屋根が低く、背の高い人は頭の上が近くなります。揺れた時に頭が天井に近づくと、そのぶん不安に感じやすいんです。

後席の乗り心地を試乗で確かめるコツ
  • 家族にも後ろの席に座ってもらう
  • 段差のある道と、舗装のきれいな道の両方を走る
  • 頭の上の余裕と、足元の広さを確かめる
  • 運転する人は、ブレーキを早めにじわっと踏む

後席の広さや天井の高さは、プリウスの後部座席は狭い? でまとめています。運転のしかたで揺れを抑えるコツは、プリウスの運転方法 でも触れています。

乗り心地と静かさを良くする方法

『もう買ってしまったけど、乗り心地を少しでも良くしたい』という方もいますよね。できることを、手軽な順にまとめました。

乗り心地と静かさを良くする順番
  1. タイヤの空気圧を、指定の値に合わせる(運転席ドアのラベルで確認)
  2. 荷室に積みっぱなしの荷物を減らし、転がる物を固定する
  3. タイヤを交換する時に、静かさや乗り心地を重視したタイヤを選ぶ
  4. 荷室に厚めのラゲッジマットを敷く
  5. それでも気になる時は、販売店に点検を頼む

『空気圧なんて、気にしたことがない』という方も多いはずです。タイヤの空気は、何もしなくても少しずつ抜けていきます。月に1回くらい見てもらうだけでも、乗り心地と燃費が安定しやすくなります。

空気圧は、高すぎると硬く、低すぎると燃費が落ちたりタイヤが傷んだりします。指定の空気圧は運転席のドアを開けたところのラベルに書いてあるので、ガソリンスタンドで点検してもらう時に伝えてみてください。

19インチ(Z・G)が合いやすい人
  • 見た目のスポーティーさを重視する
  • 高速道路を走ることが多い
  • しっかりした走りの手ごたえが好き
17インチの方が合いやすい人
  • 街中の段差が多い道をよく走る
  • 後ろに家族を乗せることが多い
  • タイヤの交換費用を抑えたい

19インチの車でも、17インチのタイヤに変える方法が話題になることがあります。ただ、ホイールの大きさを変えると、燃費や車検、ブレーキとの干渉など確かめることが多くなります。

変える前に販売店に相談してみてください。ホイールの話は プリウスのホイールサイズとインチアップ で扱っています。

試乗で確かめたいポイント

乗り心地と静かさは、カタログの数字では分かりません。試乗の時間は限られているので、確かめたい道をあらかじめ販売店に伝えておくとスムーズです。試乗で確かめるのがいちばん確実です。

確かめること走る場所見るポイント
細かい揺れ段差や継ぎ目のある道コツコツ感が気にならないか
ロードノイズ舗装の粗い道会話やオーディオの聞こえ方
エンジン音上り坂・加速エンジンがかかった時の音の差
後席の揺れどこでも後ろに座った家族の感想

試乗車が19インチか17インチかで、感じ方は変わります。一般購入できるZ・Gはどちらも19インチなので、買う予定のグレードで試乗させてもらうのが近道です。

車の大きさや基本の数字は プリウスのサイズ一覧 でまとめています。これから買う方は、試乗の後に値引きや総額の話に進むことになります。プリウスの値引き相場と限界額 で商談の順番を確かめておきましょう。

プリウスの試乗で乗り心地と静かさを確かめるポイントを並べた図解

よくある質問

プリウスの乗り心地は硬いですか?

19インチのタイヤを履くZ・Gは、段差でコツコツした揺れを感じやすく、しっかりめの乗り心地です。17インチのUは少しやわらかく感じやすいです。

プリウスは静かな車ですか?

モーターだけで走る場面ではとても静かです。ただ、エンジン音が静かなぶん、荒れた路面ではタイヤの音(ロードノイズ)が目立つことがあります。

ロードノイズを減らす方法はありますか?

タイヤを交換する時に静かさを重視したタイヤを選ぶ、荷室に厚めのマットを敷く、といった方法がよく使われています。

PHEVとHEVで静かさは違いますか?

PHEVは充電しておけばEV走行で86km(19インチ・WLTC)走れるので、エンジンをかけずに走れる場面が多くなります。

後ろの席は揺れますか?

後ろのタイヤに近いので、前の席より揺れを感じやすいと言われます。家族に後ろに座ってもらって試乗するのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 乗り心地はタイヤの大きさで変わる。19インチはしっかりめ、17インチはやわらかめ
  • 高速道路では、長いホイールベースで落ち着いて走れる
  • モーター走行は静か。荒れた路面ではロードノイズが目立つことがある
  • PHEVはEV走行86km(19インチ)で、エンジンをかけずに走れる場面が多い
  • 試乗は買う予定のグレードで、後席にも家族を乗せて確かめる
プリウス買いたいドットコム

プリウス買いたいドットコム 編集部

プリウスの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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