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プリウスを買う前に『何年か乗ったら、いくらで売れるんだろう』と考える方は多いですよね。売る予定が近い方なら、なおさら気になるはずです。
結論から言うと、プリウスは中古車としての需要が根強く、リセールバリューが比較的安定しやすい車です。ただ、グレード・色・年式・走行距離で、売る時の値段にははっきり差が出ます。
この記事を読めば、トヨタ プリウスのリセールがどこで決まるのかと、新車価格から見た計算のしかたが分かります。
リセールバリューとは?プリウスはどう見られている?
リセールバリューは、車を売る時にどれくらいの値段が残るかのことです。新車の価格に対して何割残るかを「残価率」と呼ぶこともあります。
プリウスは、燃費のよさと知名度から、中古車としても人気のある車です。国内だけでなく、海外でもハイブリッド車として需要があると言われています。
プリウスのリセールは、グレード(Z・G)とパワートレイン、白や黒などの定番色、年式と走行距離の組み合わせで決まります。買う時から「売る時にどう見られるか」を少し意識しておくと、手放す時の差が出やすいです。
相場の数字そのものは、時期・地域・車の状態で大きく変わります。この記事では、どこで差がつくかという考え方を中心に見ていきます。

新車価格から見たリセールの計算例
『残価率って言われてもピンとこない』という方も多いですよね。まずは、新車価格と残価率から、売る時の値段を計算してみましょう。
現行の60系の新車価格は次のとおりです(’26年7月現在のメーカー希望小売価格・消費税込)。
| グレード | パワートレイン | 2WD | E-Four |
|---|---|---|---|
| Z | 2.0L PHEV | 4,645,300円 | ー |
| G | 2.0L PHEV | 3,884,100円 | ー |
| Z | 2.0L HEV | 3,998,500円 | 4,251,500円 |
| G | 2.0L HEV | 3,324,200円 | 3,577,200円 |
ここに仮の残価率をかけると、売る時の値段の目安が出せます。以下はあくまで計算の例で、実際の相場を示すものではありません。
| グレード(2WD) | 新車価格 | 残価率が仮に60%なら | 残価率が仮に50%なら |
|---|---|---|---|
| Z(PHEV) | 4,645,300円 | 約279万円 | 約232万円 |
| G(PHEV) | 3,884,100円 | 約233万円 | 約194万円 |
| Z(HEV) | 3,998,500円 | 約240万円 | 約200万円 |
| G(HEV) | 3,324,200円 | 約199万円 | 約166万円 |
残価率が10ポイント違うだけで、Z(HEV)なら約40万円の差になります。新車価格が高いグレードほど、残価率の差がそのまま大きな金額の差になるんです。

実際の残価率は、買取店の査定や、残価設定ローンの据え置き額から目安をつかめます。残価設定ローンの考え方はプリウスの残クレは損か得かで見ています。
グレードとパワートレインでの違い
リセールで最初に差がつくのが、グレードとパワートレインです。『安いGにして、差額を残したほうが得?』と迷う方もいますよね。
| 比べる点 | Z | G |
|---|---|---|
| 新車価格(HEV 2WD) | 3,998,500円 | 3,324,200円 |
| 主な装備 | 12.3インチディスプレイ・シートベンチレーション・パワーバックドアなど | 8インチディスプレイ・上級ファブリック |
| 中古車での見られ方 | 装備が多く、選ばれやすい傾向 | 価格の手ごろさで選ばれる |
一般に、中古車は装備の多い上級グレードが選ばれやすいと言われます。ただ、新車価格の差も大きいので、「売る時の金額の差」と「買う時の価格差」を並べて考えるのがコツです。
PHEVは新車価格が高いぶん、売る時の金額も大きくなりやすい一方、残価率が同じとは限りません。中古車を買う人が充電の環境を持っているかどうかで、需要が変わるからです。
Uは KINTO専用のグレードで、ふつうに買うことはできません。Xはビジネス(法人)向けの1.8Lグレードです。個人で売り買いする中古車の相場は、ZやGとは分けて考えましょう。
オプションや4WDは売る時に評価される?
『高いオプションを付けたら、売る時に取り戻せる?』と気になる方もいますよね。一般に、後から付けにくいメーカーオプションは評価されやすいと言われます。
| オプション(’26年7月現在) | 価格 | 売る時の見られ方の傾向 |
|---|---|---|
| パノラマルーフ | 132,000円 | 後から付けられないので、好む人には評価されやすい |
| プラチナホワイトパールマイカ | 33,000円 | 定番色として選ばれやすい |
| デジタルキー | 33,000円 | 大きな差にはなりにくい |
とはいえ、付けた金額がそのまま上乗せされることは多くありません。売る時のためだけに選ぶより、自分が使いたいかで決めるのがおすすめです。
E-Four(4WD)は、2WDより253,000円高い設定です。雪の多い地域では4WDの需要が高く、売る地域によって評価が変わることもあります。
グレードの違いはプリウスのグレードの違いを一覧で比較で詳しく比べています。
色でリセールは変わる?
色は、同じグレードでも売る時の値段に差が出やすいところです。60系のボディカラーは、’26年7月の改良後でZが6色、Gが4色です。
| 色 | 設定 | リセールの傾向 |
|---|---|---|
| プラチナホワイトパールマイカ(OP 33,000円) | 全グレード | 定番色として選ばれやすい |
| ニュートラルブラック(2026年7月〜) | Z・G・U | 定番色として選ばれやすい |
| アッシュ | Z・G・U | 落ち着いた色として一定の需要 |
| マスタード | Z・G | 好みが分かれやすい |
| エモーショナルレッドⅡ(OP 55,000円) | Z・U | 好みが分かれやすい |
| ダークブルー | Z・U | 好みが分かれやすい |
一般に、白と黒は中古車を探す人が多く、値段が安定しやすいと言われます。個性のある色は、好きな人には高く評価される一方、買う人が限られることもあります。
白のパールは33,000円のオプション色ですが、売る時に差がつけば、その分を取り戻せることもあります。色ごとの違いはプリウスの色はリセールで差が出るのかで詳しく見ています。
年式・走行距離・世代での違い
『何年で売るのがいちばんいいの?』という疑問もよく聞きます。年式と走行距離は、リセールに大きく響くところです。
- 年式:新しいほど高く、モデルチェンジで旧型になると下がりやすい
- 走行距離:年1万km前後が標準と見られやすい
- 車検の残り:残りが長いほうが評価されやすい
- 修復歴:骨格まで直した車は大きく下がる
- 点検の記録:メンテナンスノートがそろっていると安心されやすい
一般に、初回の車検(3年)や2回目の車検(5年)の前は、売るタイミングとしてよく話題になります。車検の費用をかける前に売るかどうかを考える方が多いからです。
世代ごとの傾向も見ておきましょう。
| 世代 | 型式 | 国内の販売時期 | 売る時の見られ方 |
|---|---|---|---|
| 5代目(60系) | ZVW60/65・MXWH60/65・MXWH61 | 2023年1月〜 | 現行型で需要が高い |
| 4代目(50系) | ZVW50/51/55 | 2015年12月〜2023年1月 | 台数が多く、年式と状態で差がつく |
| 3代目(30系) | ZVW30 | 2009年5月〜2015年 | 年数がたっても、輸出向けなどの需要がある |
30系のように年数がたった車でも、海外で需要がある車は値段が付くことがあります。古いからと値段が付かないと決めつけず、査定を取ってみてください。
リセールを保つために乗っている間にできること
リセールは、売る時だけで決まるわけではありません。乗っている間の扱い方でも差がつくんです。
- 定期点検を受けて、メンテナンスノートに記録を残す
- 車内でたばこを吸わない、においの強い物を置かない
- 小さなキズやへこみは、放っておかず早めに相談する
- 純正の部品は、社外品に替えても捨てずに保管する
- スマートキー2本と取扱説明書をそろえておく
「社外のホイールに替えたけど、純正はどうしよう」
「売る時に純正を付けて出せるように、取っておいたほうがいいよ」
社外品のパーツは、好みが分かれるため査定でプラスにならないことも多いです。車高を大きく下げるなどの改造は、かえって下がる原因になることもあります。純正品があると、査定する側も安心して値段を付けやすくなります。
実際の値段を知るには
ここまでの話はあくまで傾向です。実際にいくらで売れるかは、今の車を見てもらわないと分かりません。
『下取りと買取、どっちがいいの?』と迷う方もいるはずです。下取りは新しい車を買うお店に引き取ってもらう方法、買取は買取店に売る方法です。
- 複数のお店の査定を比べられる
- 輸出など、販路の広いお店が高く評価することがある
- 車だけを先に売れる
- 新しい車の値引きと合わせて見えにくくなることがある
- 比べる相手がいないと高いか安いか分かりにくい
- 手続きが1か所で済むのは楽
今の車にいくら付くか、まずは相場を調べておくと、下取りの値段が高いか安いかも判断しやすくなります。
プリウス買いたいドットコム
プリウスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、プリウスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
高く売るためのコツはプリウスを高く売るには?、年式と走行距離ごとの相場はプリウスの買取相場、下取りの交渉はプリウスの下取り額の目安と交渉の順番にまとめています。
新しいプリウスを買う方は、プリウスの値引き相場と限界額もあわせて見ておくと、総額で比べやすくなります。
- 自動車公正取引協議会:中古車の表示ルールと購入時の注意
よくある質問
プリウスのリセールバリューは高いですか?
中古車としての需要が根強く、比較的安定しやすい車です。ただ、グレード・色・年式・走行距離で差が出るので、実際の値段は査定で確かめてください。
プリウスはZとGのどちらがリセールで有利ですか?
一般に、装備の多い上級グレードのZは中古車で選ばれやすいと言われます。ただ、新車価格の差も大きいので、買う時の価格差と売る時の差を並べて考えましょう。
プリウスのリセールがいい色は?
白(プラチナホワイトパールマイカ)と黒は、中古車を探す人が多く、値段が安定しやすいと言われます。個性のある色は好みが分かれやすいです。
プリウスは何年で売るのがいいですか?
初回の車検(3年)や2回目の車検(5年)の前がよく話題になります。車検の費用と、売る時の値段の下がり方を比べて決めてみてください。
古い30系でも値段は付きますか?
年数がたっていても、輸出向けなどの需要があれば値段が付くことがあります。決めつけずに査定を取ってみてください。
まとめ
- プリウスは中古車の需要が根強く、リセールが比較的安定しやすい
- 残価率が10ポイント違うと、Z(HEV)で約40万円の差になる
- 装備の多いZは選ばれやすいが、新車の価格差とあわせて考える
- 白と黒は値段が安定しやすく、個性のある色は好みが分かれる
- 車検の前が売るタイミングとしてよく話題になる
- 点検記録・純正部品・キー2本をそろえておくと評価されやすい





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