プリウスのオイル交換の時期と量|0W-16の値段とリセット方法

プリウスのオイル交換の時期と量を示したアイキャッチ

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『プリウスってエンジンがあまり回らないのに、オイル交換はいるの?』。ハイブリッドに初めて乗る方から、よく聞かれる疑問ですよね。

結論から言うと、プリウスもオイル交換は必要です。エンジンが止まっている時間が長くても、オイルは時間と使い方で傷んでいくからです。

オイルの量と種類、交換の頻度、費用、交換後のリセットまで順番に見ていきます。

目次

プリウスのエンジンオイル量は何L?

まずは量です。トヨタの取扱説明書(5代目・HEV)のメンテナンスデータに載っている数字です。

交換のしかたオイル量の目安
オイルだけ交換3.9L
オイルフィルターも同時に交換4.2L

フィルターを替えると、フィルターの中に入る分だけ量が増えます。お店で4L缶を買う時に「足りる?」と迷う方も多いですよね。

オイルだけの交換なら4L缶で足りますが、フィルターも替えると少し足りません。お店で入れてもらう場合は、必要な量だけ量り売りしてもらえるので心配いりません。

先に結論

オイル量は3.9L、フィルター同時交換で4.2Lです(取扱説明書の値)。自分の車の年式・エンジンで違う場合もあるので、取扱説明書の「メンテナンスデータ」のページで確かめておきましょう。

プリウスのオイル量と推奨粘度をまとめた図解

オイルの種類は?0W-16と代わりに使えるもの

取扱説明書で推奨されているのは「トヨタ純正モーターオイル SP 0W-16」です。0W-16が手に入らない時は、SP 0W-20やSP 5W-30も使えると書かれています。

粘度扱い特徴
0W-16推奨さらさらで燃費に有利
0W-20使用可0W-16が手に入らない時の代わり
5W-30使用可0W-16が手に入らない時の代わり

『もっとさらさらな0W-8のほうが燃費がいいのでは?』と思う方もいるかもしれません。

ただ、取扱説明書に載っていない粘度は使わないのが安心です。指定の範囲から選びましょう。

『SP』は、オイルの品質の規格の名前です。缶に書かれている規格と粘度を確かめてから買うと間違いがありません。

オイル交換の頻度と時期の目安は?

交換の頻度は、走り方で変わります。トヨタが示している一般的な目安は、次のとおりです。

使い方オイル交換の目安フィルター交換の目安
ふつうの使い方1万5,000kmまたは1年ごとオイル交換2回に1回
シビアコンディション7,500kmまたは6か月ごとオイル交換2回に1回

自分の車の目安は、取扱説明書やメンテナンスノートで確かめてください。年式や仕様で変わることがあります。

シビアコンディションに当てはまりやすい使い方
  • 片道が短い距離の移動をくり返す
  • 山道や坂道の多い道をよく走る
  • 未舗装路やほこりの多い道をよく走る
  • 走行距離が年に2万kmを超えるなど、多い

実は、プリウスのようなハイブリッドは「短い距離の移動」が多いと、エンジンが温まりきらないうちに止まる場面が増えます。こういう使い方は、オイルにとっては負担になりやすいんです。

『あまり走っていないから、2年に1回でいい?』という方もいますよね。距離が少なくても、年に1回は交換しておくと安心です。

例えばこんな会話、よくありますよね。

「年に5,000kmしか走らないので、まだ替えなくていいですよね?」
「距離が少なくても、前回から1年たっているなら替えどきですよ」

PHEVのオイル交換はどう考える?

PHEVは、充電した電気で走っている間はエンジンがほとんど動きません。『エンジンを使っていないなら、オイルは替えなくていい?』と思いますよね。

実は、エンジンをあまり使わない車ほど、距離より「期間」で交換時期を見るのが大事なんです。オイルは空気や湿気に触れて、使わなくても少しずつ傷んでいきます。

走行距離が伸びなくても、1年を目安に交換しておきましょう。PHEVの充電や走り方はプリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかたにまとめています。

オイル交換の値段はいくら?

費用は、オイルの銘柄と頼む先で変わります。数字は店と時期で動くので、ここでは傾向でお伝えしますね。

頼む先費用の傾向特徴
トヨタの販売店オイル交換で数千円〜1万円前後純正オイル。点検と一緒に頼める
カー用品店数千円から。会員割引あり銘柄を選べる
ガソリンスタンド数千円から給油のついでに頼める
自分で交換オイル代のみ道具と廃油処理が必要

フィルターも同時に替えると、部品代と工賃が加わります。純正のオイルフィルターは品番で指定されているので、お店で「60系プリウス用」と伝えれば合うものを用意してもらえます。

点検パックやメンテナンスパックに入っていれば、その中で交換してもらえることもあります。新車で買う時にパックへ入っておくと、交換のたびに費用を考えずに済みますよ。

見積もりで確かめたいこと

オイルの粘度(0W-16か)、量(3.9Lか4.2Lか)、フィルター交換の有無、工賃が入っているか。この4つをそろえて比べると、店ごとの差が分かりやすくなります。

オイル交換をさぼるとどうなる?

『少しくらい遅れても平気でしょ?』と思ってしまう気持ち、分かります。すぐに壊れるわけではありませんが、傷んだオイルで走り続けると、じわじわと影響が出てきます。

目安どおりに替えている車
  • エンジンの中がきれいに保たれやすい
  • 燃費の落ち込みを抑えやすい
  • 点検記録が残り、売る時の安心材料になる
  • 小さな異常に早く気づける
交換をさぼっている車
  • オイルが汚れて、エンジンの中に汚れがたまりやすい
  • 燃費や静かさが落ちることがある
  • エンジンの部品が傷みやすくなる
  • 記録が無く、売る時に不利になることも

特に気をつけたいのが、オイルの量が減っているのに気づかないケースです。オイルが減ったまま走ると、エンジンに大きな負担がかかります。

オイル量を自分で確かめる方法

オイルの量は、エンジンルームのレベルゲージで確かめられます。月に1回、給油のついでに見る習慣をつけておくと安心です。

  1. 平らな場所に止め、エンジンを暖めてからシステムを止める
  2. 5分以上待ってから、レベルゲージを抜いて布でふく
  3. もう一度差し込んで抜き、油の跡が上下の印の間にあるかを見る
  4. 下の印に近ければ、同じ種類のオイルを少しずつ足す

油の色が真っ黒になっていたり、量が急に減っていたりしたら、交換の時期が近いか、どこかから漏れているかもしれません。お店で見てもらいましょう。

オイル交換を自分でする時の注意

プリウスでも、道具があれば自分でオイル交換はできます。ただ、ハイブリッド車ならではの注意があります。

自分で交換する時の流れ
  1. 平らな場所で、ジャッキアップの位置を取扱説明書で確かめる
  2. 下側のドレンボルトを外して古いオイルを抜く
  3. 必要ならオイルフィルターも交換する
  4. ドレンボルトを締め、指定量の新しいオイルを入れる
  5. エンジンを暖めてから止め、5分以上待ってレベルゲージで量を確かめる

量を確かめる時は、エンジンを暖めてからハイブリッドシステムを止め、5分以上たってからレベルゲージを見るよう取扱説明書に書かれています。

プリウスは止まっているとエンジンがかからないことがあるので、エンジンを回したい時は「整備モード(メンテナンスモード)」を使います。入れ方はプリウスの整備モードの入れ方と使う場面で見ています。

自分で交換する前に確かめたいこと
  • ジャッキやウマなど、安全に車を支える道具があるか
  • 抜いたオイルを処理する方法(廃油処理箱など)を用意したか
  • ドレンボルトのガスケットの替えがあるか
  • 高電圧の部品(オレンジ色の配線など)に触れない作業範囲か

作業に不安がある時は、無理をせずお店に頼みましょう。数千円の工賃で、安全と手間を買えると考えれば安いものです。オイル漏れやボルトの締めすぎは、修理が大きくなることがあります。

交換した後のリセット方法

オイルを替えたら、メーターのメンテナンスの案内をリセットしておくと、次の交換時期を知らせてもらえます。

プリウスのメーターやディスプレイには、車の設定を変える画面があります。その中の「メンテナンス」や「オイル」に関する項目から、リセットを選ぶ流れです。

ただ、項目の名前や操作の順番は、年式とメーター・ディスプレイの仕様で違います。取扱説明書の「メンテナンス」の章で、自分の車の手順を確かめてみてください。

『お店で替えたのにリセットされていない』ということもあります。交換の時に「メンテナンス表示のリセットもお願いします」と一言添えておくと確実です。

メーターの表示や設定の変え方はプリウスのメーター表示・ドライブモードでまとめています。

オイル交換は維持費の中でどれくらい?

オイル交換を年1回、フィルターを2回に1回替えるとすると、年あたり数千円〜1万円前後が目安です。

プリウスの維持費は、駐車場代を除いて年間およそ22万〜43万円です。オイルは小さな出費ですが、長く乗るならいちばん手を抜きたくない項目なんです。

プリウスのオイル交換の頻度をふつうの使い方とシビアコンディションで比べた図解

維持費の全体はプリウスの維持費は年間いくら?、車検の時にまとめて頼む場合はプリウスの車検費用の目安を見てみてください。

長く乗るなら、エンジンオイルだけでなく駆動用バッテリーのことも気になりますよね。寿命と費用はプリウスの駆動用バッテリーの寿命と交換費用にまとめています。

PHEVを検討中なら、補助金の話はプリウスPHEVの補助金・減税で見ています。

新しいプリウスの購入を考えている方は、プリウスの値引き相場と限界額もどうぞ。メンテナンスパックを値引き交渉の材料にする方法もあります。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

プリウスのエンジンオイル量は何Lですか?

取扱説明書(5代目・HEV)では、オイルだけの交換で3.9L、フィルター同時交換で4.2Lです。年式や仕様で違う場合があるので、取扱説明書で確かめてください。

プリウスのオイルは何を入れればいいですか?

推奨はトヨタ純正モーターオイル SP 0W-16です。手に入らない時は、SP 0W-20やSP 5W-30も使えると書かれています。

プリウスのオイル交換の頻度はどれくらいですか?

トヨタが示す一般的な目安は、ふつうの使い方で1万5,000kmまたは1年ごと、短距離の移動が多いなどのシビアコンディションで7,500kmまたは6か月ごとです。

ハイブリッドでもオイル交換は必要ですか?

必要です。エンジンが止まっている時間が長くても、オイルは時間と使い方で傷みます。短い距離の移動が多い使い方はむしろ負担になりやすいです。

オイル交換後のリセットはどうやりますか?

メーターやディスプレイの設定画面にある、メンテナンスの項目からリセットします。項目名は年式で違うので、取扱説明書で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • オイル量は3.9L、フィルター同時交換で4.2L(取扱説明書)
  • 推奨は0W-16。手に入らない時は0W-20・5W-30も使える
  • 交換の目安はふつうの使い方で1万5,000kmまたは1年
  • 短い距離の移動が多い使い方はシビアコンディションになりやすい
  • 交換後はメンテナンス表示のリセットも忘れずに
プリウス買いたいドットコム

プリウス買いたいドットコム 編集部

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