プリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかた

プリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかたを解説する記事のアイキャッチ

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プリウスPHEVが気になるけれど、充電はどうするのか、どれくらい電気で走れるのか。そこが分からないと決めにくいですよね。

結論から言うと、プリウスPHEVは自宅のAC200Vで充電して、19インチ車なら86km(WLTC)を電気だけで走れる車です。急速充電とV2Hには対応していないので、そこだけは先に知っておきたいところです。

価格、EV走行距離、充電のしかた、コンセントの場所まで順番に見ていきます。

目次

プリウスPHEVとは?PHVとの違い

プリウスPHEVは、プラグインハイブリッドのプリウスです。家庭などで充電した電気で走り、電気がなくなるとハイブリッド車としてガソリンで走ります。

『プリウスPHVとは違うの?』と思った方もいるはずです。ここは少しややこしいので、表で並べておきますね。

車名型式国内の販売期間いまの扱い
プリウスPHV(初代)ZVW352012年1月〜2016年中古のみ
プリウスPHV(2代目)ZVW522017年2月〜2023年2月中古のみ
プリウスPHEV(現行)MXWH612023年3月15日〜新車で買える

5代目から、名前が「PHV」から「PHEV」に変わりました。トヨタ公式でも「PHEVとPHVは同じものを指す」と案内されています。

もう1つの違いは、旧型のPHVは「プリウスPHV」という別の車名だったことです。5代目のPHEVは、プリウスの中のグレードの1つという位置づけです。

先に結論

いま新車で買えるのは5代目のプリウスPHEV(ZとG)だけです。旧型のプリウスPHVは中古車でしか手に入りません。

プリウスPHEVの価格

’26年7月現在のメーカー希望小売価格(消費税込・トヨタ公式)です。

グレード駆動価格同じグレードのHEVとの差
Z2WD464万5,300円+64万6,800円
G2WD388万4,100円+55万9,900円

PHEVはZとGの2グレードだけです。Gは2024年10月1日に追加されました。PHEVには、E-Four(4WD)もUやXのグレードもありません。

PHEVは国や自治体の補助金、減税の対象になるかどうかで、実質の支払額が変わることがあります。補助金は年度や予算で変わるので、プリウスPHEVの補助金・減税 で最新の条件を確かめてみてください。

特別仕様車 G”Night Shade”について

2025年7月に、PHEVのGをベースにした特別仕様車G”Night Shade”が発売されました。2026年9月時点の公式のグレード一覧には載っていないので、検討する場合は販売店で扱いを確かめておきましょう。

HEVとPHEVのどちらが得かは、HEVとPHEVどっち?価格差と電気代 で電気代の試算まで並べています。

EV走行距離と航続距離

PHEVの一番の特徴は、電気だけで走れる距離の長さです。国土交通省審査値(WLTC)はこうなっています。

仕様EV走行距離ハイブリッド燃費(WLTC総合)電力量消費率
19インチ(標準)86km25.9km/L138Wh/km
17インチスチール装着時102km30.1km/L115Wh/km

公式サイトのグレード一覧では「102km」と表示されていますが、これは17インチ装着時の数字です。標準の19インチでは86kmになります。

EV走行距離はカタログの条件での数字です。エアコンの使い方や気温、走る道で実際の距離は短くなることがあります。

満タン・満充電でどこまで走れる?

航続距離は、電気で走る距離と、ガソリンで走る距離の合計です。

燃料タンクは40Lです。カタログ値で単純に計算すると、19インチ車は25.9km/L×40Lで約1,036km、そこにEV走行距離86kmを足して1,100km前後になります。

実際には満タンから空まで走り切ることはないので、あくまで計算上の目安です。『遠出の時も、ガソリンがあれば普通に走れるの?』という方、はい、そこはHEVと同じ感覚で走れます。

EVモードとHVモード

PHEVには、電気で走る「EVモード」と、ハイブリッドで走る「HVモード」の切り替えがあります。

例えば、高速道路ではHVモードで走って電気を残しておき、街に入ったらEVモードで静かに走る、という使い分けができます。

ドライブモードはECO・NORMAL・SPORT・CUSTOMの4つです。アクセルを戻した時の減速を強める「リジェネレーションブースト」も付いています。

プリウスPHEVのEV走行距離とガソリンで走る距離を合わせた航続距離の図解

充電のしかたとコンセントの場所

ここからは、充電の話です。

プリウスPHEVは、AC200Vの普通充電に対応しています。急速充電には対応していません。

自宅で充電する流れ
  1. 自宅の駐車場にAC200Vの充電用コンセントを付ける(工事が必要)
  2. 車の充電リッド(充電口のふた)を開ける
  3. 充電ケーブルをつなぐ
  4. 充電が終わったらケーブルを外してリッドを閉める

一充電で使う電力量は、11.87kWh(AC200V/16A)です。電気代は契約しているプランの単価で変わります。

充電口のふたを全開にすると、車の最大幅は1,960mmになります。狭い駐車場では、ふたを開けるスペースも見ておきましょう。

充電で気をつけたいこと
  • 急速充電には非対応。外出先で短時間に充電することはできない
  • 自宅の200Vコンセントは工事費が車とは別にかかることがある
  • マンションなどでは、管理組合の許可が必要な場合がある
  • 付属のケーブルで届かない時は、充電ケーブル15m(8,800円)のメーカーオプションがある

車のコンセントはどこにある?

プリウスPHEVには、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントがあります。場所は2か所です。

  • センターコンソールの後ろ(後席から使える位置)
  • ラゲージ(荷室)の左側

キャンプで電気ケトルを使ったり、停電の時に家電を動かしたりできます。1500Wまでなので、使う家電の消費電力は確かめてから使ってみてください。

ヴィークルパワーコネクターで外に電気を出す

もう1つ、ヴィークルパワーコネクターが付いてきます。充電口に差し込むと、そこから家電に電気を取り出せる道具です。

車の外で電気を使いたい時に便利ですよね。例えば、停電した時に車を家の近くに停めて、延長コードで照明や冷蔵庫に電気を送る、といった使い方ができます。

V2Hとソーラー充電はどうなっている?

ここは旧型のPHVと混ざりやすいところなので、はっきりさせておきます。

機能5代目プリウスPHEV(現行)旧プリウスPHV(ZVW52)
急速充電非対応対応
V2H(家に電気を送る)非対応2019年5月からオプションで対応
ソーラー充電メーカーオプション(286,000円)オプションで設定あり
乗車定員5名発売時4名、2019年5月の改良で5名

『V2Hで家の電気をまかなえると思っていた』という方もいるかもしれません。5代目のPHEVはV2Hに対応していないので、家の分電盤につないで電気を送ることはできません。

非常時に電気を使いたいなら、車内のコンセントやヴィークルパワーコネクターから、家電に直接つなぐ使い方になります。

ソーラー充電システムは付けるべき?

ソーラー充電システムは、屋根の太陽光パネルで発電して、駆動用の電池に電気をためる仕組みです。価格は286,000円です。

気をつけたいのは、パノラマルーフと同時には付けられないことです。また、生産の状況によって注文できない場合があるとトヨタ公式で案内されています。

『屋根の太陽光パネルだけで、毎日の通勤分をまかなえる?』と期待する方もいますよね。晴れの日と曇りや雨の日では発電できる量がまるで違うので、家での充電の代わりというより「少し足してくれるもの」と考えておくと、がっかりせずに済みます。

発電量は、駐車場所の日当たりや季節で大きく変わります。屋根付きの駐車場なら、ほとんど発電できないこともあります。

ソーラー充電システムが向いている人
  • 日当たりのいい屋外に停めることが多い
  • 短い距離の移動が中心で、電気で走る割合が高い
  • パノラマルーフより発電を優先したい

オプション全体の選び方は プリウスのオプションの選び方 で見ています。

5代目プリウスPHEVと旧プリウスPHVの急速充電・V2H・ソーラー充電の違いを比べた図解

中古のPHEV・PHVを選ぶなら

新車より予算を抑えたい時は、中古車も候補になります。ただ、同じ「プリウスのプラグインハイブリッド」でも、年式で中身がかなり違います。

5代目PHEV(2023年3月〜)の中古
  • EV走行距離が長い(19インチで86km)
  • 最新に近い安全装備
  • 年式が新しく、保証が残っていることも
旧プリウスPHV(ZVW52)の中古
  • 急速充電とV2H(オプション)に対応
  • 2019年5月より前は4人乗り
  • 年式が古い分、電池の状態を確かめる必要がある

旧型のPHVを検討するなら、乗車定員と急速充電・V2Hの有無は車ごとに確かめておきましょう。くわしくは 旧プリウスPHV(ZVW52)の中古は買いか にまとめています。

中古車の価格は年式や走行距離、電池の状態で大きく変わります。新車との差は、補助金を含めた新車の実質価格と比べてみるのがおすすめです。

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プリウスの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、プリウスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

グレードごとの装備の差は プリウスのグレードの違い、PHEVのZの装備は プリウスZの装備と価格 で確かめられます。値引きの目安は プリウスの値引き相場と限界額 でどうぞ。

公式・関連サイトの情報

よくある質問

プリウスPHEVの価格はいくらですか?

’26年7月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)は、Zが464万5,300円、Gが388万4,100円です。どちらも2WDのみです。

プリウスPHEVは電気だけで何km走れますか?

WLTCで19インチ車は86km、17インチスチール装着時は102kmです。実際の距離は気温やエアコンの使い方で短くなることがあります。

プリウスPHEVは急速充電できますか?

5代目のPHEVはAC200Vの普通充電のみで、急速充電には対応していません。急速充電に対応していたのは旧型のプリウスPHV(ZVW52)です。

プリウスPHEVはV2Hに対応していますか?

5代目のPHEVは対応していません。車内のAC100V・1500Wコンセントやヴィークルパワーコネクターから、家電に直接電気を取り出す使い方になります。

コンセントはどこにありますか?

センターコンソールの後ろと、ラゲージの左側の2か所です。どちらもAC100V・1500Wまで使えます。

PHVとPHEVは何が違いますか?

仕組みは同じで、5代目から名前がPHEVに変わりました。旧型のプリウスPHVは別の車名で、いまは中古車でしか買えません。

まとめ

この記事の要点
  • プリウスPHEVはZ(464万5,300円)とG(388万4,100円)の2グレード・2WDのみ
  • EV走行距離は19インチで86km、17インチで102km(WLTC)
  • 充電はAC200Vの普通充電のみ。急速充電とV2Hには非対応
  • AC100V・1500Wのコンセントはセンターコンソール後ろとラゲージ左側
  • ソーラー充電システムは286,000円で、パノラマルーフとは同時に付けられない
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プリウス買いたいドットコム 編集部

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