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プリウスを選ぶなら、やっぱり最上級のZがいいのか。それとも差額を考えるとGで十分なのか。ここで迷っている方は多いですよね。
結論から言うと、Zは「安全・駐車支援」「大きな画面」「シートの快適装備」がまとめて標準で付くグレードです。この3つを使う場面が多い方ほど、差額の価値を感じやすいんです。
HEVとPHEVのZの違い、Gとの差で何が付くかを、価格と一緒に見ていきます。
プリウスZの価格
’26年7月現在のメーカー希望小売価格(消費税込・トヨタ公式)です。
| Zのタイプ | 駆動 | 価格 |
|---|---|---|
| 2.0L HEV | 2WD | 399万8,500円 |
| 2.0L HEV | E-Four | 425万1,500円 |
| 2.0L PHEV | 2WD | 464万5,300円 |
Zは、HEVとPHEVの両方に設定されている最上級グレードです。HEVのZはE-Four(4WD)も選べますが、PHEVのZは2WDだけです。
同じZでも、PHEVはHEV(2WD)より64万6,800円高くなります。E-Fourは2WDより25万3,000円高い設定です。
Zを選ぶなら、次に決めるのは「HEVかPHEVか」です。装備の中身はほぼ共通で、違いは主にパワートレインと充電まわりにあります。
HEVとPHEVのどちらが得かは、HEVとPHEVどっち?価格差と電気代 で電気代の試算まで比べています。
Zに標準で付く主な装備
Zには、Gではオプションになる装備や、Zにしか付かない装備がまとめて入っています。トヨタ公式の主要装備一覧から、主なものを並べます。
| 分類 | Zの主な標準装備 |
|---|---|
| 安全・運転支援 | 緊急時操舵支援+FCTA+LCA、パノラミックビューモニター(床下透過)、アダプティブハイビーム(AHS)、ブラインドスポットモニターなど |
| 画面・インフォテインメント | 12.3インチディスプレイオーディオPlus、デジタルインナーミラー |
| シート | 合成皮革シート、運転席8ウェイパワーシート(ポジションメモリー)、前席シートベンチレーション&ヒーター |
| 使い勝手 | パワーバックドア、ワイヤレス充電器 |
| 足まわり | 195/50R19タイヤ、19インチアルミホイール |
このうち、デジタルインナーミラーと12.3インチディスプレイオーディオPlusは、2025年7月の一部改良でZに標準化されたものです。前後方のドライブレコーダーも付いています。
『こんなに付いているなら、オプションはほとんど要らない?』と思いますよね。
実際、Zはメーカーオプションで足すものが少ないグレードです。残るのは有料色やパノラマルーフ、デジタルキーなどの好みの装備くらいなんです。

2026年7月の改良でZに加わったもの
2026年7月1日の一部改良で、HEVのZにもアダプティブハイビーム(AHS)が標準で付くようになりました。それまではPHEVのZだけの装備でした。
AHSは、対向車や前の車に光が当たらないように、ハイビームの照らす範囲を細かく調整してくれる機能です。夜の郊外や山道をよく走る方には、うれしい変更ですよね。
ほかにも、衝撃を感知してドアロックを解除する機能が追加され、E-Four車にはドライブモード「SNOW EXTRA」が加わっています。
内装の質感はどう違う?
Zの内装は、合成皮革のシートと12.3インチの大きな画面で、Gよりひとつ上の雰囲気に仕上がっています。内装色にマチュアレッドを選べるのもZだけの楽しみです。
『写真だと分かりにくいけれど、実物はどうなの?』というのが正直なところですよね。シートの座り心地や画面の見やすさは、展示車で運転席に座ってみるのが一番です。
グレードごとの内装の差は プリウスの内装を解説 で並べています。
HEVのZとPHEVのZはどこが違う?
装備はほぼ共通ですが、パワートレインと充電まわりで違いがあります。
| 項目 | HEVのZ(2WD) | PHEVのZ |
|---|---|---|
| 価格 | 399万8,500円 | 464万5,300円 |
| システム最高出力 | 196PS | 223PS |
| 燃費(WLTC総合・19インチ) | 28.4km/L | 25.9km/L |
| EV走行距離(19インチ) | なし | 86km |
| 車両重量 | 1,420kg | 1,570kg |
| 燃料タンク | 43L | 40L |
| 駆動方式 | 2WD/E-Four | 2WDのみ |
| ドライブモード | ECO/NORMAL/POWER | ECO/NORMAL/SPORT/CUSTOM |
| AC100V・1500Wコンセント | 要確認 | 標準(センターコンソール後ろ・ラゲージ左側) |
PHEVのZは、電気で86km走れることと、出力に余裕があることが大きな違いです。家での充電とコンセントの使い道がある方には、差額に見合う中身があります。
一方で、充電しないまま乗るとガソリンでの燃費はHEVより低くなります。ホイールの色も少し違い、PHEVは切削光輝+ブラック、HEVは切削光輝+ダークグレーメタリックです。
PHEVの充電のしかたやV2H非対応の注意点は、プリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかた でくわしく見ています。
- 急速充電とV2Hには対応していない
- 自宅にAC200Vの充電設備が必要
- E-Fourは選べない
- 重量税の区分がHEVより1つ上(1.5t超2.0t以下)
ZとGの差額で何が付く?
ここがいちばん悩むところだと思います。HEVどうしで比べると、ZとGの差は67万4,300円です。PHEVどうしだと76万1,200円になります。
| 装備 | Z | G |
|---|---|---|
| 緊急時操舵支援+FCTA+LCA | 標準 | メーカーオプション(110,000円) |
| パノラミックビューモニター | 標準 | メーカーオプション(60,500円) |
| ディスプレイオーディオ | 12.3インチ(Plus) | 8インチ |
| ハイビーム | アダプティブハイビーム(AHS) | オートマチックハイビーム(AHB) |
| シート表皮 | 合成皮革 | 上級ファブリック |
| 運転席 | 8ウェイパワー(ポジションメモリー) | 6ウェイマニュアル |
| 前席のベンチレーション | あり(ヒーターも) | なし(シートヒーターはあり) |
| ボディカラー | 6色 | 4色 |
GにFCTA+LCAのセットとパノラミックビューモニターを足すと、17万500円です。残りの約50万円で、大きな画面、パワーシート、シートベンチレーション、AHSなどが付く、と考えると分かりやすいです。
例えば、こんな会話はよくあります。
「Gに安全装備のオプションだけ付ければ、Zじゃなくてもいいですよね?」
「安全面はそれでかなり近づきます。あとは夏場のシートの蒸れや、画面の大きさをどれだけ気にするかですね」
- 家族で運転を分け合い、シート位置のメモリーを使う
- 夏の運転が多く、シートベンチレーションが欲しい
- ナビや地図を大きな画面で見たい
- ダークブルーやエモーショナルレッドⅡなど、Gに無い色を選びたい
- 1人で乗ることが多く、シートの調整はほとんどしない
- 画面はスマホ連携で十分と感じる
- 予算を抑えて、その分をPHEVや4WDに回したい
『Zにしたいけど、予算的にPHEVは無理そう』という方には、HEVのZという選び方がいちばん素直です。装備はほぼPHEVのZと同じで、価格は64万6,800円抑えられます。
Gの装備と価格は プリウスGは買いか で、全グレードの比較は プリウスのグレードの違い でまとめています。

Zで選べる色とオプション
Zは、プリウスの中でボディカラーの選択肢がいちばん多いグレードです。
| ボディカラー | Zで選べるか | 追加料金 |
|---|---|---|
| プラチナホワイトパールマイカ | 選べる | 33,000円 |
| アッシュ | 選べる | なし |
| ニュートラルブラック | 選べる | なし |
| エモーショナルレッドⅡ | 選べる | 55,000円 |
| マスタード | 選べる | なし |
| ダークブルー | 選べる | なし |
エモーショナルレッドⅡとダークブルーは、Gでは選べない色です。この2色が欲しいなら、Z(またはKINTO専用のU)を選ぶことになります。
Zの内装色は、グラディエントブラックとマチュアレッドの2つです。マチュアレッドを選ぶと、ステアリングのステッチとシフトノブも赤になります。
- パノラマルーフ(132,000円)
- ソーラー充電システム(286,000円・PHEV。パノラマルーフとは同時に付けられない)
- デジタルキー(33,000円)
- ITS Connect(27,500円)
- リヤフォグランプ(11,000円)
オプションの選び方は、プリウスのオプションの選び方 で優先順位を付けています。
Zを買う前に知っておきたいこと
Zは19インチのタイヤ(195/50R19)を履いています。見た目は格好いいのですが、いくつか気をつけたい点があります。
- 19インチ装着車は、タイヤとボディの隙間が狭くタイヤチェーンが付けられない(トヨタ公式の注記)
- スペアタイヤは無く、パンク応急修理キットが標準
- タイヤ交換の費用は17インチより高くなりやすい
『雪の日にチェーンが付けられないのは困る』という方もいるはずです。雪の多い地域なら、スタッドレスタイヤとE-Four(HEVのみ)をセットで考えておきましょう。
- HEVかPHEVかを決める(自宅で充電できるか)
- 2WDかE-Fourかを決める(HEVのみ選べる)
- ボディカラーと内装色を決める
- パノラマルーフなどのメーカーオプションを決める
- 見積もりを取り、支払総額で比べる
プリウス買いたいドットコム
プリウスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、プリウスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの目安や商談の進め方は プリウスの値引き相場と限界額 にまとめています。Zは価格が高い分、下取りやオプションの条件で総額が大きく動くので、支払総額で比べてみてください。
- トヨタ プリウス 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
プリウスZの価格はいくらですか?
’26年7月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)は、HEVの2WDが399万8,500円、HEVのE-Fourが425万1,500円、PHEVが464万5,300円です。
HEVのZとPHEVのZで装備は違いますか?
主な装備はほぼ共通です。違いはパワートレイン、EV走行距離、ドライブモード、AC100V・1500Wのコンセント、ホイールの色などです。
ZとGの差額はいくらですか?
HEVどうしで67万4,300円、PHEVどうしで76万1,200円です。Gに安全・駐車支援のオプションを足すと17万500円になります。
Zだけで選べる色はありますか?
エモーショナルレッドⅡとダークブルーは、Gでは選べません(KINTO専用のUでは選べます)。
PHEVのZに4WDはありますか?
ありません。PHEVは2WDのみで、E-FourはHEVにだけ設定されています。
まとめ
- プリウスZはHEV(399万8,500円〜)とPHEV(464万5,300円)に設定
- 安全・駐車支援、12.3インチ画面、パワーシートとベンチレーションが標準
- 2026年7月の改良で、HEVのZにもアダプティブハイビームが標準化
- ZとGの差はHEVで67万4,300円。安全オプションを足したGとの差は約50万円
- 19インチはタイヤチェーン不可。雪国ならスタッドレスとE-Fourをセットで





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