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新しいプリウスを見ていると、「一部改良」「マイナーチェンジ」という言葉がよく出てきますよね。『結局、何が変わったの?』と思ったまま、見積もりや中古探しを進めている方も多いはずです。
結論から言うと、5代目(60系)は2026年9月時点で、顔つきを変えるようなマイナーチェンジはまだ受けていません。そのかわり、2024年・2025年・2026年と一部改良を重ねて、装備が少しずつ増えています。
この記事では、改良ごとに何が変わったかを年表でまとめ、新車と新型の中古を選ぶ時に見るべき差を分けていきます。
最新のプリウスはいつの改良?
いちばん新しいのは、2026年7月1日の一部改良です。今の新車の価格表も、この改良後の「’26年7月現在」になっています。
5代目の改良の流れを、まず年表で見ておきましょう。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2023年1月10日 | 5代目HEV発売(X・U・G・Z) |
| 2023年3月15日 | PHEV(Z)発売 |
| 2023年6月22日 | U向け「アップグレード」サービス開始 |
| 2024年10月1日 | PHEVに「G」を追加 |
| 2025年7月1日 | 一部改良(装備の標準化)、特別仕様車G”Night Shade”発売 |
| 2026年7月1日 | 一部改良(安全装備・ドライブモード・色の変更) |
「2026年のマイナーチェンジ」と呼ばれているものは、トヨタの発表では「一部改良」です。見た目の大きな変更ではなく、安全装備や使い勝手の追加が中心になっています。
次のフルモデルチェンジやマイナーチェンジの時期の予想は、プリウスのフルモデルチェンジはいつ?で見ています。
2026年7月の一部改良で変わったこと
『今年の改良で何が良くなったの?』というのが、いちばん気になるところですよね。2026年7月1日の一部改良のポイントは4つです。
- 車速感応オートパワードアロックに、衝撃を感知してドアロックを解除する機能を追加
- Z(HEV)にもアダプティブハイビーム(AHS)を標準装備
- E-Four車のドライブモードに「SNOW EXTRA」を追加
- X以外の黒を、アティチュードブラックマイカからニュートラルブラックに変更
中でも大きいのは、HEVのZにAHSが付いたことです。AHSは、対向車や前の車にまぶしくならないよう、ハイビームの当たる範囲を細かく調整してくれる機能なんです。
雪の多い地域の方には、E-FourのSNOW EXTRAも見逃せません。雪道での走りを助けるモードが、ドライブモードの中から選べるようになりました。
例えば、雪国に住む方とのこんな会話がありそうです。
「E-Fourにするなら、今年の改良後のほうがいい?」
「SNOW EXTRAは2026年7月以降の車なので、雪道が多いなら改良後を選ぶ理由になりますね」
E-Fourが本当に必要かは、プリウスの4WD(E-Four)は必要かで考え方をまとめています。

2026年7月改良後の価格
改良後の価格は次のとおりです(’26年7月現在のメーカー希望小売価格・消費税込)。一般向けのZ・Gで、332万4,200円〜464万5,300円になります。
| グレード | パワートレイン | 2WD | E-Four |
|---|---|---|---|
| Z | 2.0L PHEV | 4,645,300円 | ー |
| G | 2.0L PHEV | 3,884,100円 | ー |
| Z | 2.0L HEV | 3,998,500円 | 4,251,500円 |
| G | 2.0L HEV | 3,324,200円 | 3,577,200円 |
| U(KINTO専用・参考価格) | 1.8L HEV | 3,016,200円 | 3,269,200円 |
| X(ビジネス向け) | 1.8L HEV | 2,796,200円 | 3,049,200円 |
E-Fourは、2WDより253,000円高い設定です。PHEVにE-Fourはありません。
改良前の価格と比べたい時は、見積書の日付と価格表の「現在」の表記を見ておくと、古い価格と混ざらずに済みます。
グレードごとの中身はプリウスのグレードの違いを一覧で比較で並べています。
2025年7月の一部改良で変わったこと
その1年前、2025年7月1日にも一部改良がありました。こちらは装備の標準化が中心で、特にZの装備が大きく増えています。
| 変わったこと | 対象 |
|---|---|
| ETC2.0を標準装備 | X以外の全車 |
| デジタルインナーミラーを標準装備 | Z |
| ドライブレコーダー(前後方)を標準装備 | Z |
| 12.3インチディスプレイオーディオPlusを標準装備 | Z |
| 特別仕様車G”Night Shade”を発売 | PHEVのGベース |
ドライブレコーダーは、今では前後方とも全車に付いています(’26年7月現在の装備一覧)。改良のたびに、付いている範囲が広がってきたわけです。
Zの装備が増えて、Gとの差はどうなった?
2025年7月の改良で、ZとGの装備の差は前より広がりました。『Gで十分かな?』と迷っている方は、ここを見ておくと判断しやすいです。
| 装備(’26年7月現在) | Z | G |
|---|---|---|
| ディスプレイオーディオ | 12.3インチ(Plus) | 8インチ |
| デジタルインナーミラー | 標準 | 要確認 |
| ハイビーム制御 | AHS | AHB |
| 運転席シート | 8ウェイパワー(ポジションメモリー) | 6ウェイマニュアル |
| 前席シート | ベンチレーション&ヒーター | ヒーター |
HEVで比べると、ZとGの価格差は2WDで674,300円です。この差で上の装備が付くと考えると、比べやすくなりますね。
装備の差がどこまで必要かは、プリウスGは買いかで詳しく見ています。
G”Night Shade”は、PHEVのGをベースに外装をブラックで引き締めた特別仕様車です。2026年9月時点の公式グレード一覧には載っていないため、今も新車で注文できるかは販売店で確かめてみてください。
2024年10月、PHEVに「G」が追加
『PHEVは高すぎて手が出ない』と感じていた方には、うれしい変化がありました。2024年10月1日に、PHEVに「G」が加わったんです。
それまでのPHEVはZだけでした。Gが加わったことで、PHEVの入り口の価格が下がっています。
| PHEV | 価格(’26年7月現在・2WD) |
|---|---|
| Z | 4,645,300円 |
| G | 3,884,100円 |
| 差額 | 761,200円 |
PHEVのGは、HEVのZ(3,998,500円)より安い価格です。『HEVのZにするか、PHEVのGにするか』で迷う方が増えたのは、この追加があったからなんです。
価格差は2WD同士で114,400円です。装備の充実を取るならHEVのZ、電気だけで走れる距離を取るならPHEVのG、という選び方になります。
PHEVの充電やEV走行距離の話は、プリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかたで詳しく見ています。
新型の中古を選ぶなら、年式でここを見る
5代目の中古は、発売が2023年1月なので、年式の新しい車がそろっています。ただ、改良の前か後かで、付いている装備が違うんです。
『同じ60系なら、どれを買っても同じでしょ?』と思いがちですよね。実は、同じZでも2025年7月の前か後かで、標準装備にかなりの差があります。
- 車検証の初度登録年月で、改良の前か後かを見る
- Zなら、デジタルインナーミラーと12.3インチディスプレイが付いているか見る
- ETC2.0が付いているか確かめる
- E-Fourなら、ドライブモードにSNOW EXTRAがあるか見る
- リコールの対策が済んでいるか確かめる
| 登録の時期 | 主な違い(標準装備) |
|---|---|
| 2025年6月以前 | ETC2.0やZの装備は年式ごとに確認がいる |
| 2025年7月〜2026年6月 | ETC2.0(X以外)、Zにデジタルインナーミラー・12.3インチなど |
| 2026年7月以降 | 上記に加え、Z(HEV)にAHS、E-FourにSNOW EXTRA |
装備は販売店がオプションで付けている場合もあります。表はあくまで標準装備の目安なので、実車の装備を確かめてみてください。
2026年1月28日に、後席ドアのスイッチに水が入り、走行中にドアが開くおそれがあるとしてリコールが届け出られています。対象は2022年11月〜2025年11月に製造された車です。中古で選ぶ時は、対策が済んでいるかを車台番号で確かめておきましょう。
新車と中古のどちらが得かは、プリウスは新車と未使用車どちらが得かも参考になります。
改良後を買うか、改良前の在庫を狙うか
新しい改良が出ると、改良前の在庫車や中古車が狙い目になることもあります。どちらを選ぶかは、欲しい装備が改良で付いたかどうかで決めるのが近道です。
- Z(HEV)のAHSや、E-FourのSNOW EXTRAが付く
- 最新のニュートラルブラックを選べる
- 装備の確認がシンプル
- 条件しだいで予算を抑えやすい
- アティチュードブラックマイカなど前の色を選べる
- 欲しい装備が改良前でも付いていれば十分
改良後の新車を考えているなら、まずは見積もりを取って乗り出し価格を出してみましょう。改良前の在庫や未使用車と、同じ条件で比べられます。
プリウス買いたいドットコム
プリウスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、プリウスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
値引きの交渉の順番は、プリウスの値引き相場と限界額にまとめています。
世代全体の流れや旧型との違いは、プリウスの歴代モデル一覧で確かめられます。旧型のプラグインハイブリッドが気になる方は、旧プリウスPHV(ZVW52)の中古もどうぞ。

- トヨタ プリウス 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
プリウスの最新の改良はいつですか?
2026年7月1日の一部改良です。今の新車の価格表は「’26年7月現在」になっています。
2026年のマイナーチェンジで価格はいくらになりましたか?
トヨタの発表では一部改良です。改良後の一般向けZ・Gは332万4,200円〜464万5,300円(メーカー希望小売価格・消費税込)です。
5代目はマイナーチェンジしましたか?
2026年9月時点で、顔つきを変えるようなマイナーチェンジは受けていません。一部改良を重ねています。
2026年7月の改良で黒は何が変わりましたか?
X以外の黒が、アティチュードブラックマイカからニュートラルブラックに変わりました。
新型プリウスの中古は、いつ以降の年式がおすすめですか?
欲しい装備で変わります。ZでETC2.0やデジタルインナーミラーを重視するなら2025年7月以降、AHSやSNOW EXTRAが欲しいなら2026年7月以降が目安です。
まとめ
- 5代目は2026年9月時点でマイナーチェンジ前、一部改良を重ねている
- 2026年7月の改良でZ(HEV)にAHS、E-FourにSNOW EXTRAが加わり、黒がニュートラルブラックに
- 2025年7月の改良でETC2.0の標準化とZの装備追加
- 2024年10月にPHEVの「G」が追加され、PHEVが買いやすくなった
- 中古の60系は登録時期で標準装備が違うので、実車の装備を確かめる






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