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プリウスを選ぼうとすると、Z・G・U・Xに、HEVとPHEV、2WDとE-Fourまで組み合わせがあって迷いますよね。『結局どれを選べばいいの?』と手が止まる方も多いはずです。
結論から言うと、一般の人が販売店で買うならZかGの2択です。そのうえで「充電できるならPHEV」「雪国ならHEVのE-Four」と絞っていくと、10通りの組み合わせが自然に1つに決まります。
この記事では、全グレードの違いを一覧で並べ、使い方別のおすすめまで順番に見ていきます。
プリウスのグレードは4つ
5代目プリウス(60系)のグレードは、Z・G・U・Xの4つです。ただし、4つすべてを同じように買えるわけではありません。
| グレード | 位置づけ | パワートレイン | 入手方法 |
|---|---|---|---|
| Z | 最上級 | 2.0L PHEV/2.0L HEV | 販売店で購入 |
| G | 中核 | 2.0L PHEV/2.0L HEV | 販売店で購入 |
| U | KINTO専用 | 1.8L HEV | KINTOのサブスクのみ |
| X | ビジネス向け | 1.8L HEV | 販売店で購入(法人向けカタログ) |
一般向けに案内されているのはZとGです。 Uは販売店で買えず、Xは社用車向けに装備を絞った仕様になっています。
迷ったら「Z・Gのどちらか」「HEVかPHEVか」「2WDかE-Fourか」の3段階で決めていくのが早いです。
5代目にはGR SPORTやツーリングセレクションのようなグレードはありません。これらは4代目以前の名前なので、中古を見る時の話になります。
グレードの顔ぶれは年式で変わってきた
中古も含めて探す方は、年式によってグレードの顔ぶれが違う点を知っておくと便利です。
| 時期 | 主な変化 |
|---|---|
| 2023年1月10日 | HEV(X・U・G・Z)発売 |
| 2023年3月15日 | PHEV(Z)発売 |
| 2024年10月1日 | PHEVに「G」追加 |
| 2025年7月1日 | ETC2.0をX以外に標準化、Zに12.3インチディスプレイオーディオPlusなどを標準化 |
| 2026年7月1日 | HEVのZにAHSを標準化、E-FourにSNOW EXTRA追加、黒をニュートラルブラックに変更 |
つまり、2024年9月以前のPHEVはZしかありません。また、2025年7月より前のZは、いまのZと標準装備が少し違います。
中古で「Zだから装備は同じ」と思い込まず、年式と装備表を見比べてみてください。改良の詳しい中身はプリウスの一部改良・マイナーチェンジで何が変わったかにまとめています。
全グレードの価格・燃費を一覧で比較
価格はトヨタ公式の’26年7月現在のメーカー希望小売価格(消費税込)、燃費は国土交通省審査値(WLTC)です。
| グレード | パワートレイン | 価格(2WD) | 価格(E-Four) | WLTC燃費(2WD) |
|---|---|---|---|---|
| Z | PHEV | 4,645,300円 | ー | 25.9km/L(EV86km) |
| G | PHEV | 3,884,100円 | ー | 25.9km/L(EV86km) |
| Z | HEV | 3,998,500円 | 4,251,500円 | 28.4km/L |
| G | HEV | 3,324,200円 | 3,577,200円 | 28.4km/L |
| U | 1.8L HEV | 3,016,200円(参考) | 3,269,200円(参考) | 32.6km/L |
| X | 1.8L HEV | 2,796,200円 | 3,049,200円 | 32.6km/L |
PHEVの燃費とEV走行距離は19インチ装着時の値です。17インチ装着時はWLTC30.1km/L、EV走行距離102kmになります。

表を見ると、価格が上がるほど燃費の数字はおおまかに下がっていくのが分かりますよね。安い1.8Lほど燃費が良く、高いPHEVほどガソリンだけの燃費は下がります。
新車価格の詳しい内訳はプリウスの新車価格一覧にまとめています。
ZとGの違いは装備の差
ZとGは、同じパワートレインなら燃費も走りも同じです。違いは装備に集中しています。
| 装備 | Z | G |
|---|---|---|
| ディスプレイオーディオ | 12.3インチ(Plus) | 8インチ |
| シート | 合成皮革 | 上級ファブリック |
| 運転席 | 8ウェイパワー(メモリー付) | 6ウェイマニュアル |
| 前席 | ヒーター+ベンチレーション | ヒーター |
| 緊急時操舵支援+FCTA+LCA | 標準 | オプション |
| パノラミックビューモニター | 標準 | オプション |
| デジタルインナーミラー | 標準 | なし |
| パワーバックドア | 標準 | なし |
| ハイビーム | AHS | AHB |
| ボディカラー | 6色 | 4色 |
価格差はHEVで67万4,300円、PHEVで76万1,200円です。
『この差額を払う価値があるか』は、使い方で変わります。夫婦で運転を交代する方や、夏に長く乗る方ほど、Zの装備を毎日体感しやすいんです。
Zの装備の中身はプリウスZの装備と価格、Gで削られる装備はプリウスGは買いかで詳しく扱っています。
色で選ぶとグレードが決まることも
実は、欲しい色が先に決まっている方は、色でグレードが絞られます。
| 色 | 選べるグレード |
|---|---|
| エモーショナルレッドⅡ・ダークブルー | Z・U |
| マスタード | Z・G |
| アッシュ・ニュートラルブラック | Z・G・U |
| プラチナホワイトパールマイカ | 全グレード |
| シルバーメタリック | Xのみ |
『赤のGが欲しい』と思っても、Gでは赤を選べません。色へのこだわりがある方は、グレードより先に色の設定を確かめておきましょう。
色ごとの特徴はプリウスの色は何色ある?全ボディカラー一覧で扱っています。
HEVとPHEVはどっちを選ぶ?
グレードの次に大きな分かれ道が、HEVかPHEVかです。同じグレードで、PHEVはHEVより55万9,900円(G)〜64万6,800円(Z)高くなります。
| 項目 | 2.0L HEV | 2.0L PHEV |
|---|---|---|
| システム最高出力(Wikipedia) | 196PS | 223PS |
| EV走行距離 | ー | 19インチ86km/17インチ102km |
| 燃料タンク | 43L | 40L |
| E-Four | 選べる | 選べない |
| 充電 | 不要 | 普通充電(AC200V)のみ |
PHEVが向いているのは、自宅で充電できて、毎日の走行が数十kmに収まる方です。電気だけで通勤や買い物を済ませられると、ガソリン代が大きく減ります。
反対に、自宅に充電設備を用意できない方は、HEVの方が素直に選べます。現行PHEVは急速充電とV2Hに対応していない点も覚えておきましょう。
「充電の手間が面倒で、結局ガソリンだけで走っている」というケースです。これだと、PHEVの方が車両価格が高く、燃費も19インチでWLTC25.9km/LとHEVの28.4km/Lより下がります。
損得の計算はプリウスはHEVとPHEVどっち?、充電のしかたはプリウスPHEVの価格・EV走行距離・充電のしかたで詳しく解説しています。
1.8LのUとXは誰向け?
UとXは、どちらも1.8L HEVです。燃費はWLTC32.6km/L(2WD)で、2.0Lより4.2km/L上になります。
ただ、Uは販売店で買えないKINTO専用です。Xは社用車向けで、オーディオレス・17インチスチールホイール・色は2色という割り切った仕様です。
『燃費がいいなら1.8Lにしたい』という方もいますよね。個人で買うならXになりますが、ナビやETCを後付けする費用を足して、Gと総額で比べてみてください。
- 燃費がWLTC32.6km/Lと一番いい
- 車両価格が安い(Xは279万6,200円から)
- 車両重量が軽い(U 2WDで1,360kg)
- システム出力が140PSで2.0Lより56PS低い
- Uは購入できず、Xは装備が少ない
- PHEVの設定が無い
詳しくはプリウスの「U」グレードとは?とプリウスXはビジネス向け?で扱っています。1.8Lと2.0Lの数字の違いはプリウスのスペック一覧にまとめています。
使い方別のおすすめグレード
ここまでの違いを、使い方に当てはめてみます。
- 価格を抑えつつ一般向けの装備が欲しい:HEVのG(2WD)332万4,200円
- 毎日の快適さと運転支援を重視:HEVのZ(2WD)399万8,500円
- 自宅で充電でき、PHEVを手頃に:PHEVのG 388万4,100円
- 装備も電気走行も全部欲しい:PHEVのZ 464万5,300円
- 雪国で四駆が欲しい:HEVのGかZのE-Four
- 数年ごとに乗り換え、手続きを任せたい:KINTOのU
例えばこんな会話がよくあります。
「PHEVが気になるけど、マンションで充電できないんです」
「それならHEVのGかZから選ぶのが素直ですね」

充電環境と雪の有無を先に決めておくと、販売店での話がぐっと早く進みます。
- 自宅で充電できるかを確かめる(できればPHEVも候補)
- 雪や凍結の多い地域かを考える(多ければHEVのE-Four)
- ZとGの装備差を見て、差額を払う価値があるか決める
- ボディカラーがそのグレードで選べるか確かめる
- 2つのグレードで同じ条件の見積もりを取って比べる
E-Fourの必要性はプリウスの4WD(E-Four)は必要かで扱っています。
プリウス買いたいドットコム
プリウスの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、プリウスの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
見積もりを取ったあとは、値引きの交渉です。相場と順番はプリウスの値引き相場と限界額にまとめています。
- トヨタ プリウス 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
プリウスのおすすめグレードはどれですか?
価格と装備のバランスならHEVのG、快適装備と運転支援を重視するならHEVのZが選びやすいです。自宅で充電できるならPHEVのGも候補になります。
売る時に有利なのはZとGのどちらですか?
一般には装備の多い上位グレードの方が買取額は高く出やすいと言われます。ただ、差額がそのまま残るわけではなく、時期や色でも変わります。考え方は「プリウスのリセールバリュー」の記事でまとめています。
プリウスのZとGで走りは違いますか?
同じパワートレインなら走りと燃費は同じです。違うのは画面の大きさ、シート、運転支援の一部などの装備です。
プリウスのPHEVにUやXはありますか?
ありません。PHEVはZとGの2グレードだけで、どちらも2WDのみです。
プリウスにGR SPORTはありますか?
5代目にはありません。GR SPORTは4代目以前やプリウスPHV(ZVW52)にあったグレードです。
プリウスのグレードで燃費が一番いいのはどれですか?
1.8L HEVのUとX(2WD)で、WLTC32.6km/Lです。一般向けのZ・G(HEV 2WD・19インチ)は28.4km/Lです。
まとめ
- プリウスのグレードはZ・G・U・Xの4つで、一般向けはZとG
- ZとGの差は装備で、HEVで67万4,300円
- HEVとPHEVは充電環境で決め、E-FourはHEVだけ
- UはKINTO専用、Xはビジネス向けの1.8L
- 充電・雪・装備の順に決めると迷いにくい






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